武井壮から学んだことfrom 飯野恵太
横浜オフィスより

僕、「武井壮さん」ってすごく好きなんです。
百獣の王キャラでブレイクして、
今やテレビでひっぱりだこですよね。

武井さんは、脳みそまで筋肉な
超体育会系なイメージがありますが、
この人ってめちゃくちゃ考える力があるんですよね。

いろんなことに対して、「なんで?」という
疑問を持つんです。

日曜日にやっていた番組ですごく面白かったんですが、
武井さんは、こんな疑問を持っていたんです。

なんで、ペットボトルを取る時に、
空振りすることはないのに、
野球でホームランを打とうとしているのに、
空振りすることがあるんだろう?

と。

すごい、疑問の持ち方ですよね。

普通の人だったら、そこに
なんで?という疑問を持たないですよね。

そして、彼は、若干小学5年生にして、
「ホームランを空振る」原因を見つけるのです。

その原因というのは、自分の身体を思った通りに
動かせていないということ。

自分の身体を思った通りに動かせていないのに、
反復練習によって、上達をしようとするのは、
すごく無意味な行為になるというのです。

だから、そもそも「練習」をする前に、
まずは、自分の思い通りに身体を動かすことが
できるようになることが重要という
お話をしていたのです。

素晴らしい考え方と洞察力ですよね。

テレビを観ながら、目からウロコでした。

その身体に関する知識も、もちろんすごいのですが、
彼の考え方、問題へのアプローチの仕方が
とてもすごいなと思いました。

むやみに、練習するのではなく、
まずは、本当の原因を知る。

努力の「量」よりも、
努力の「質」の方が、
100倍大切なんです。

これが、必ずしも努力が報われないと
言われるゆえんです。

どんなに努力をしても、
それが正しい方向になされていなかったら、
得られる成果は、わずかなものになってしまうのです。

逆に、正しい方向で努力することができたら、
努力の結果、とてつもない成果を得ることができます。

武井さんの話を聞いて、
改めて、その重要性を認識したのでした。