お願いをできる人が勝つfrom 飯野恵太
みなとみらいのスタバより

2月も終わりが近づいてきましたね。
就活のシーズンが到来です。

僕は毎年、大学のアメフト部の後輩に向けて
就活のセミナーをしています。

学生は、就活に必要な知識が
すごく不足しているので
今日も、これから母校の教室を借りて
がっつり教えてこようと思っています。

学生の指導をしていて、
すごく思うことがあるのです。

協力をお願いできる子と
そうでない子がくっきりわかれるということ。

そして、それは彼らの就活の結果に
大きく結びついているということです。

ある学生は、どんどんOB訪問をお願いしたり、
先輩にエントリーシートを添削してもらったり、
人に協力してもらって、どんどん進んでいくんです。

でも、その一方で、全然人に協力をお願いできない子もいるんです。

自分の力でやるという「言い訳」を盾にして、
人にお願いするという、労力を避けようとするんですね。

そういう子に限って、自分の思い通りに就活が進まないんです。
この、人にお願いをする力って、とても大切だなと思いました。

治療院の先生でもそうです。

惜しげもなく、患者さんに紹介の依頼をして、
どんどん優良な患者さんを増やす先生と、
「押し売りみたいなことはしたくない」と言って、
人にお願いすることを「逃げる」先生。

当然、成果には雲泥の差が出てきます。

どんなに能力が高かろうが、
どんなに頭が良かろうが、
自分一人でできることなんて
たかが知れてますよね。

テレビ番組でやってたんですが、
最強の横綱だった曙が
素人10人と相撲をとって
負けてました。

人に協力をお願いできる人は、
どんどん自分の協力者を増やすことができるんです。

「お願い」することから逃げてしまったら、
その機会を捨てることになってしまうんです。

もし、この文章を読んで、
心当たりのある方、
まずは身近な人から、協力をお願いしてみてください。