言葉の使い方で売上が変わるfrom 飯野恵太
みなとみらいのスタバより

先生はガソリンスタンドに寄った時に、
エンジンオイルの点検を
勧められたことってないですか?

でも、ガソリンスタンドには
そもそもガソリンを補充するために寄っているので、
エンジンオイルの点検をさせる人って
あんまりいないと思うんです。

あるガソリンスタンドで、
激的にエンジンオイルの交換で
売上をあげたところがあるんです。

しかも、売上をあげた秘訣というのは、
スタッフの声かけの内容をほんの少しだけ
変えたということなんです。

これまでは、

「オイル点検をしてもいいですか?」

とドライバーに聞いていたのですが、
それを、

「エンジンオイルが安全なレベルにあるか、チェックしてもいいですか?」

という言葉に変えたのです。

たったこれだけのことで、
ドライバーはみんなボンネットを開けてくれるようになったのです。

もちろん、エンジンオイルが不足している車を
たくさん発見できるようになったので、
このガソリンスタンドは、売上が激的に増えたのです。

言葉の力ってすごいですよね。
ほんのささいな表現を工夫するだけで、
人の動きがまるで変わるのです。

先生も、この「言葉の使い方」というのは、
頭をひねらないといけません。

特に僕がみていて気になるのは、
自費治療をすすめるときに、
「メリット」を伝えていない人が
たくさんいることです。

あなたの症状だと保険が使えないので、
自費治療したほうがいいです。

という風に、消去法の結果として
自費治療をすすめてしまっている先生がたくさんいます。

これだと、患者さんは、前向きに動いてくれません。

そうではなく、自費の治療をすることで、
保険治療では得られない、◯◯や◯◯の効果が
あるので、根本的な原因から治していくことができます。

こんな風に、案内の仕方、自費治療のメリットを
強調することで、患者さんは全く違う反応をみせることがあります。

先生の言葉の使い方、
スタッフの言葉の使い方、

これをほんの少し工夫することで、
驚くような変化が起こるかもしれませんね。