成功を阻害するネガティブフィルターfrom 飯野恵太
横浜の自宅より

本を読んだり、セミナーに参加したりして、
役に立つ情報を勉強しても、
何一つ行動に移せないってことありますよね。

そういう経験って、
一度や二度どころじゃないと思います。

1分間マネジャーを書いた
ケン・ブランチャードが
この問題について、すごく
わかりやすく解説していた本が
あったので、ご紹介したいと思います。

人が新しい情報を実践できないのは、
3つの問題があって、

1、情報過多
2、ネガティブなフィルター
3、フォローアップの欠如

これらの3つがあるということなんです。

特に、ネガティブなフィルターという
指摘が、とても興味深かったので、
ここで紹介したいと思います。

これを説明するには、
幼少時代に経験した
「条件付きの愛」が
影響しているというのです。

全ての赤ちゃんは、無条件に愛されることを
求めています。

自分の行動によって、その愛の多寡が
変わることを望んでいません。

しかし、ほとんどの両親や大人というのは、
行動次第で、愛したり、愛さなかったりという
条件付きの愛を提供してしまうのです。

なぜ、それがネガティブなフィルターとして、
行動を制限する呪縛になるのか?

小さい子供は、親に愛されようと必死です。
成果をあげて、喜んでもらおうとしたり、
褒めてもらうとします。

でも、それは失敗の連続。
親はいいことより、悪いことを取り上げるからです。
間違ったことを非難する。

人前で恥をかかないようにしたり、
他の人に迷惑をかけないように
「普通」に生きていくには
この教育というのは、必要なことなのですが、
これによって、防衛システムができあがってしまいます。

変わったことはしない。
失敗するようなことはしない。
みんなと同じようなことをする。

無意識のうちに、革新的な考え方を捨てて、
平凡な行動を選択するようになるんです。

だから、何か役に立つ情報を仕入れて、
実践しようとしても、

これをして、失敗したらどうしよう?
こんなことになったら、怖いな、、、

と、ネガティブな想像がどんどん膨らむんです。

行動しなければ、失敗することはないので、
役に立つ情報も、実践されずに
有益な本も、セミナーも、成果につながることがないのです。

ネガティブなフィルター。
おそろしいですよね。

明日の記事で、では、どうやったら
このネガティブなフィルターを取り除いて
行動に移すことができるのか、
紹介したいと思います。