筋トレをしても残ってるのが真の問題from 飯野恵太
横浜オフィスより

クライアントの先生から
ある本を紹介されたので、
読んでみました。

それは、
「筋トレが最強のソリューションである」
という本です。

タイトルからして、
汗臭いですよね。

表紙には、ゴリラみたいなガタイの
ダンディな男性が葉巻をくわえています。
ぱっつぱつのスーツで。

ページをめくると、中には
衝撃的な内容が書かれているんです。

悩みを解決するには、
筋トレだ!!

とにかく筋トレをしろ!
とだけ書かれているんです(笑)

モテたい→筋トレ
痩せたい→筋トレ
成功したい→筋トレ
自身がない→筋トレ
暇→筋トレ
友達欲しい→筋トレ

著者いわく、
筋トレをしていると、
バーベルが友達になるので、
孤独感がなくなるという
とんでも理論まで展開しているんです(笑)

すごいですよね。
電車でニヤニヤしながら、
この本を読んでいました。

筋トレをすると

エンドルフィン
ドーパミン
セロトニン
アドレナリン

これらの「気分ぶち上げオールスターズ」と
著者が呼ぶ、脳内物質が分泌されるので
ほとんどの悩みが解決されるらしいんです。

どうでもいいことにくよくよしてたとか、
ささいな悩みは消えてなくなるらしいんですよね。

気持ちが落ち込んだり、疲れたときこそ
筋トレをした方がいいみたいなんです。

全6章、200近い項目が
書かれているんですが、そのどれもが、
とりあえず「筋トレ!!」ってことなんですよね。

もう、読んでみると、痛快です。

本当に筋トレをしろ!しか
言ってませんからね(笑)

でも、この本のメッセージは
本当にわかりやすいと思いました。

シンプルに筋トレをしろ!ってことなんですよね。
伝えたいことは1つだけなんです。

「3つ言うのは、何も言わないのと一緒」
という言葉がありますが、

かつて、ジョン・F・ケネディも
大統領選に立候補したときは、
経済成長、国際情勢のこととか
教育のこととか、伝えたいことを
とにかくたくさん伝えていたらしいのですが、
優秀な参謀を雇ってからは、
たった1つのメッセージに絞ったらしいんですよね。

(何に絞ったかは忘れたんですが、、、)

その結果、支持率がどんどんあがって、
絶大な指示を得て、
当選したらしいのです。

確かに、あれこれ言われると、
結局何が言いたかったのかわからないことありますよね。

伝えることはシンプルに1つに絞る。

先生が患者さんに何かを伝えるときも、
絶対にこの原則は守らないといけません。

話し手と違って、聞き手の集中力って
おそろしいほど低いですからね。

その点では、筋トレだけすればいい!!と
書かれたこの本は、優れた本だなと思いました(笑)