from飯野恵太
横浜オフィスより
 
 
 
 
先生は、ときメモって
やったことありますか?
 
 
 
 
 
そう、ときめきメモリアルです。
 
 
 
 
 
学園生活を3年間過ごして
勉強、運動などの能力値を高めて
卒業の日に、意中の女の子に
告白するという
恋愛シミュレーションゲームです。
 
 
 
 
 
最初、PCエンジンから発売されて
爆発的な人気を博したゲームです。
 
 
 
 
 
これを、大学生のときに
一度、友達とプレイしたことが
あったのですが
見事に女の子にふられて
バッドエンドを迎えたことを
覚えています。
 
 
 
 
 
当時、そのゲームの設定で
すごく憤ったことがあったんですが
このときメモでは、
意中の女の子とだけ
仲良くしていても
その女の子の高感度は上がらないんですよ。
 
 
 
 
 
B子、C子、D子ちゃんの
誘いを全部断って、A子ちゃん
一筋で学園生活をしていくと
当然、B子、C子、D子ちゃんの
高感度は下がっていくんですが
なぜか、A子ちゃんの高感度も
激減していくんです。
 
 
 
 
 
なんだ、この設定は!!
クソゲーめ!
と、当時思った記憶があるんですが
最近になって思うのが
ある意味、「社会的証明」を
忠実に反映させている設定なんだな
ってことです。
 
 
 
 
 
A子と、どんなにデートを重ねても
その裏で、クラスとかで
B子、C子、D子ちゃんが
主人公の悪口を言っていたら
A子的にも、そっちに流されてしまうんですね。
 
 
 
 
誰かれ構わず仲良くデートしてる
方が、現実的にはヤバそうですが
ゲームの中では、そっちの方が
高感度あがるんですね。
 
 
 
 
まわりからの評判が良いから
自分もそう思う。
 
 
 
 
多くの人は、周りの意見に
流されて生きています。
 
 
 
 
自分で物事を判断して
行動できる人って
5%しかいないって言われているんです。
 
 
 
 
だから、ときメモのように
まわりからの「評判が良い」って
事実が、当人の下す評価にも
影響してくるんですね。
 
 
 
 
最初は、ときメモがクソゲーだと
おもっていたのですが
この、社会的証明の威力を
伝えるために、こんな設定を
入れているんだなと
最近になってようやく
悟りが開けました。
 
 
 
 
女の子にとって、告白の可否を
左右するくらい影響力があるのが
周りの評価なんです。
 
 
 
 
だから、先生も「評判がいい」という
ことを、積極的に患者さんに
伝えてあげる必要があります。
 
 
 
 
ただ、評判がいいことを
自分でそれを伝えても
胡散臭いだけですよね。
 
 
 
 
だから、患者さんの声を
見せてあげるのです。
これでもか!というくらい
並べてあげるんです。
 
 
 
 
チラシでも
ホームページでも
院内の壁でも
ニュースレターでも
 
 
 
 
顧客の声は
すべてのメディアで使える
最強の広告ツールなんです。
 
 
 
 
あなたの評判がいいことを
患者さんの声を通して
伝えてあげましょう。