from飯野恵太
横浜オフィスより
 
 
 
 
「ニンニクいれますか?」
二郎の代名詞にもなっている
質問です。
 
 
 
 
麺がゆであがって
提供される前に
トッピングを確認するために
こう質問されます。
 
 
 
 
ニンニクいれますか?
ってどう考えてもクローズド・クエスチョン。
なのに、YES/NOで答えると
ちょっと変な空気になります。
 
 
 
 
「ニンニクいれますか?」
「はい、お願いします」
 
 
 
 
普通の会話だと何もおかしいところはないのに
二郎で、こう答えると、二郎玄人らが
ちらっとお客を一瞥してきます。
 
 
 
 
(ふん、素人か、、、)
みたいな感じで。
 
 
 
 
ニンニクいれますか?と聞かれたら
お客は、
「ヤサイ、ニンニク、カラメ」とか
「ヤサイマシマシ、ニンニク、アブラ」と答えます。
 
 
 
 
おかしな光景ですよね。
 
 
 
 
僕の知るかぎり、クローズド・クエスチョンなのに
はい、いいえで答えることが「間違い」である
唯一の質問だと思います。
 
 
 
 
ちなみに、はい・いいえで答えることのできる
クローズド・クエスチョンに対して
自由に回答できる質問のことを
オープン・クエスチョンと呼びます。
 
 
 
 
二郎の店主が
「今日の二郎の味はどうですか?」
と聞いてきたら、それはオープンクエスチョンです。
 
 
 
 
絶対、こんなこと聞かれないですけど。
 
 
 
 
ちなみに、初対面の人
関係ができてない人に対しては
質問をするときは
クローズドクエスチョンで
始めたほうがいいとされています。
 
 
 
 
整骨院で
新規の患者さんが
来院されるときもそうですね。
 
 
 
 
はい、いいえの二択で
答えられる質問の方が
答えやすいんですね。
 
 
 
 
いきなり、オープンクエスチョンで
回答の幅が広い質問をされると
それがストレスになってしまうんです。
 
 
 
 
だから、問診をするときも
特に、新規の方に対しては
クローズドクエスチョンから初めて
いくつか質問を経てから
オープンクエスチョンに移行した方が
いいのです。
 
 
 
 
PS
関内の二郎は絶品ですよ。