from飯野恵太
横浜オフィスより
 
 
 
 
急にめちゃくちゃ寒くなりましたよね。
暑くて冷房をいれる日まであるのに
昨日の朝は起きたら、寒すぎてエアコン暖房つけました。
 
 
 
 
この寒暖差によって
体調を崩さないように
してくださいね。
 
 
 
 
アドラーの三角柱って知っていますか?
「嫌われる勇気」でも有名な
アドラーがカウンセリングの時に
使っていたアイテムらしいです。
 
 
 
 
人が悩みを相談したり
カウンセリングを受けるときって
必ず、2つのことしか
話さないらしいんですね。
 
 
 
 
それが何かというと
「かわいそうな私」と
「悪いあの人」
です。
 
 
 
 
「かわいそうな私」とは
自分がいかに辛い思いをしているか
どんなに大変なのか、
どんな苦労をしているのか
そういう話しです。
 
 
 
 
そして、「悪いあの人」とは
この自分を苦しめている
誰か他の人や、環境に対する
愚痴ですね。
旦那が話を聞いてくれないとか
お金をケチる客しかいないとか。
 
 
 
 
実際に僕が夫婦間に
問題を抱える人の
話を聞いた時に
見事に100%この話だけを
していました。
 
 
 
 
基本的に人は
この2つのことだけしか
話さないんですね。
 
 
 
 
というか、僕自身も
振り返ってみると
誰かに悩みを相談するときって
このことしか話してませんでした。
 
 
 
 
でも「かわいそうな私」と
「悪いあの人」の話をしていても
1ミリもいいことがないんですよね。
 
 
 
 
気休め程度に一時的に
話を聞いてもらって
スッキリするとかあるかもしれませんが。
根本的に問題が解決されることは
ありません。
 
 
 
 
そこで、さっきのアドラーの三角柱にも
「かわいそうな私」「悪いあの人」が
二面に書かれているのですが
最後の一面には普通にしていたら
相談者が自発的に語らないテーマが
書かれています。
 
 
 
 
でも、その最後の一面に
書かれていることこそが
相談者が語るべきことなんですね。
 
 
 
 
そして、この内容について
語ることで唯一相談者は
問題を解決し、前に進むことが
できるようになるんです。
 
 
 
 
その最後の一面に
何が書かれているかというと
「これからどうするか?」
なんです。
 
 
 
 
アドラーの三角柱に書かれているのは
「かわいそうな私」
「悪いあの人」
そして、最後の一面に書かれているのが
「これからどうするか」
 
 
 
 
かわいそうな私の話をしても
生産性はありませんし
悪いあの人について
いくら愚痴を言っても
何も変わりません。
 
 
 
 
でも、「これからどうするか」を
考えて、それを語り実行していくこと
こそが、自分でコントロールできることであり
状況を変化させることができるんですね。
 
 
 
 
7つの習慣の
「関心の輪」「影響の輪」にも
ものすごく通ずる考え方ですよね。
 
 
 
 
自分の影響を及ぼせないことに
エネルギーを使って不平不満をいっても
何一ついいことはありません。
 
 
 
 
影響の輪、つまり自分が影響を及ぼせること
自分がコントロールできることに
エネルギーを集中させることが
大事なんですね。
 
 
 
 
ぜひ、あなたも「かわいそうな私」でも
「悪いあの人」でもなく
「これからどうするか」を
考え、語る人になってください。