from飯野恵太
自宅オフィスより
 
 
 
 
Web広告でライザップ英語の
広告を見かけたのですが
ある意味、衝撃を受けました。
 
 
 
 
いつものライザップのブンチブン♪という
音楽とともに、女性がカタコトな
英語を話しているシーンが映し出されます、
その後、同様にお馴染みのチャーチャラッチャ♪の
音楽が流れると、その女性はめちゃくちゃ
流暢にペラペラと英語をしゃべりだしたんです。
 
 
 
 
何に衝撃を受けたかと言うと
こんなの、いくらでも偽造できるじゃん!
さじ加減じゃん!と
思ったからです。
 
 
 
 
もともとのライザップは
物理的に太ってた人が
すごいプロポーションに
なってるから、インパクトが
ありましたけど
ライザップイングリッシュのやつは
さじ加減ひとつで、いくらでも
コントロールできますよね。
 
 
 
 
英語しゃべれる人を持ってきて
しゃべれない体で撮影すれば終わりですから。
 
 
 
 
顧客の声とか、サービスの品質や価値を
証明するための「証拠」というのは
信用してもらえる情報であるからこそ
意味があるんです。
 
 
 
 
それが、いくらでも偽造できる
ものだと、信用してもらうことが
できないので、ほとんど意味がありません。
 
 
 
 
たとえば、整骨院で集客するための
チラシの反応をあげようとして
顧客の声を並べるときに
イニシャルとコメントだけ掲載していると
これもいくらでも偽造できますよね。
 
 
 
 
腰の痛みがなくなりました!(K・I様)
 
 
 
 
って、僕でも5秒くらいで作れますからね。
だから、これを見る患者さんもイニシャルとコメントだけの
「証拠」には何も心を動かされません。
 
 
 
 
整骨院であれば
やっぱり、写真、できれば動画を
掲載して、生々しい実体験を語ってもらうことが
一番、信憑性がありますね。
 
 
 
 
なので、ライザップイングリッシュは
広告においてとんでもない過ちを
犯している、、、、
という結論を付けたいのですが
でも、ライザップはやっぱり
すごいなーと思うのでした。
 
 
 
 
おそらく、あんなにインパクトある広告を生み出して
日本中で一瞬で認知を広めたライザップです。
 
 
 
 
ライザップイングリッシュの
before→afterが、信用度において
薄弱なことは百も承知だと思います。
 
 
 
 
ライザップブランドを最大限使って
この露骨なbefore→afterする
ネタにして、インパクトを与えようという
戦略なんだなと思いました。
 
 
 
 
実際、ツイッターやネットなどでは
ライザップ英語のCMに、露骨すぎてウケた!的な
コメントが散見してましたしね。
 
 
 
 
ライザップ(ダイエット)より
ライザップ英語のCMが先に出ていたら
大ゴケ間違い無しの広告だと思いますが
ライザップならやってくれる!という
期待感とブランドがあるからこそ
成立しているんだとおもいます。
 
 
 
 
ある意味、あのさじ加減ひとつで
どうにでもなるテスティモニアルCM(証明書CM)は
ライザップだからこそ、なせる芸術ですね。
 
 
 
 
まとめ
 
 
 
顧客の声は信用されなくちゃ意味がない
ライザップだけは無茶がまかり通る
ライザップ、すげー。
 
 
 
 
そんなお話。