from飯野恵太
二子玉のスタバより
 
 
 
 
「月に行けるのになんで傘は
いまだに傘なんでしょう」
 
 
 
 
漫画「ヒカルの碁」で
佐為という平安時代から
霊体として蘇った囲碁棋士が
人類の進歩に対してもらした
言葉です。
 
 
 
 
移動手段は、徒歩、人力車から
自動車、ロケットにまで
進歩しているのに
雨をしのぐ手段は1,000年経っても傘。
形のまんま傘。
 
 
 
 
そんな1,000年以上
イノベーションの起こらなかった傘に
ついに変革が起きようとしています。
 
 
 
 
アサヒパワーサービスという
栃木県の会社が「ドローン日傘」というのを
開発したんですよ。
 
 
 
 
これは、名前の通り
傘にドローンが設置されていて
ブーンと頭の上を飛んで
持ち主を追跡していくんですね。
 
 
 
 
だから、これまでみたいに
傘をさしていても手がふさがらないんですね。
 
 
 
 
1,000年以上何の変化もなかったことを考えると
とてつもない進歩ですよね。
 
 
 
 
ただ、いろいろ課題はあって
重さは5kg、稼働時間は20分。
それに法律の問題もあって
市街地でこのドローン傘をさすことはできません。
 
 
 
 
あと、そもそもが「日傘」なんですよね。
きっと雨傘を作りたかったと思うんですが
技術的に雨が降ってるときの
ドローンの制御が難しいんだと思います。
 
 
 
 
それでも、これからの傘の進化を考えると
めちゃくちゃ重要な一歩だと思います。
 
 
 
 
これから、もっともっと開発が進んで
他社も進出してくると
技術が向上して、実用化に向けて
どんどん近づいていく気がします!
楽しみ!
 
 
 
 
で、このドローン傘の発表の記事に対して
色んな方がコメントをしていたのですが
すっごいネガティブなコメントをする人がいました。
 
 
 
 
・バッテリーなくなったら、邪魔な荷物だ!
・もし、これが髪の毛に巻き付いたらどうする?
・不意に風がふいて、顔を傷つけたらどうするんだ?
・こんな危険な発想はやめろ!
 
 
 
 
ネガティブな意見が必ずしも
悪いわけではないですが
「こんな発想はやめろ」という
考え方こと「やめろ!」と
本気で思いました。
 
 
 
 
なんでお前にそんなこと言われなきゃいけんのよ。
 
 
 
 
何かに挑戦しようとしたら
失敗はつきもの。
むしろ、失敗があるからこそ
成功があるんです。
 
 
 
 
リスクを恐れて
失敗を恐れて
行動しないという選択こそが
取り返しのつかない失敗だと思います
 
 
 
 
グーグルでマネージャーをしていて
スプリントというプロジェクト運用方法を開発した
ジェイク・ナップという方が言っていたのは
あらゆる行動の中で、最も費用対効果が高いのは
「すばやく失敗したときだ」と言っていました。
 
 
 
 
すばやく構想して
すばやくプロトタイプを作って
すばやく告知して
すばやく重大な欠陥を見つけることが
できたら、「効率の極み」と言っていました。
 
 
 
 
この反対の行動が
ながーく考えて、何も行動しないことですよね。
もっとも、効率の悪い行動です。
 
 
 
 
これを読んでるあなたにも
ぜひ、最も効率的な行動である
「すばやく失敗する」ことを
習慣にしてもらいたいです。