from飯野恵太
茅場町のスタバより
 
 
 
 
先日、妻と息子と
近所のホタル祭りという祭りに
出かけてみました。
 
 
 
 
その名の通りホタルが名物のお祭りなんですが
黒い帳で密閉された空間で
無数のホタルを鑑賞することが
できるんです。
 
 
 
 
町のお祭りだと思って
余裕こいて参加したら
300mくらい行列ができていて
驚愕しましたね。これ。
 
 
 
 
祭りじたい、すごく楽しかったんですが
些細なハプニングがありました。
 
 
 
 
祭りの屋台に「イワシげんこつ」っていう
イワシの練り物を熱々にあげてるやつが
売っていて、すごく美味しそうだったんで
買おうと思ったんです。
 
 
 
 
陽気なおじちゃんが、「あいよー」とか言いながら
自分がいかにテレビに出演しているかということを
自慢しながら、イワシげんこつを揚げていました。
ラミネートされたおじちゃんのテレビ出演写真が
屋台の前には並べられていました。
 
 
 
 
このイワシげんこつって
フランクフルトみたいな感じで
太めの串に、イワシげんこつが
ぶっ刺さってるんですね。
 
 
 
 
おじちゃんがこのイワシげんこつを渡す時に
トングで、イワシげんこつの練り物の部分を挟んで
串の部分を、「はい」ってわたしてくるんです。
 
 
 
 
それを受け取るとどうなるかというと
揚げたてのイワシげんこつから
ボタボタと油が滴り落ちてくるんですね。
 
 
 
 
見事に人差し指を火傷しましたよね。
 
 
 
 
あちぃ!と叫んぶと
げんこつトラップを発動させたおじちゃんは
「熱いよ!気をつけてね(^^)」と
ニコニコしておる。
何この初見殺しの食べ物。
注意を促すタイミングも遅すぎるわ!
 
 
 
 
その後も、多くの人が
いわしげんこつを受け取って
あちぃと叫んでいました。
 
 
 
 
このイワシげんこつは
一体何本の人差し指を
焦がして来たのだろうか。
 
 
 
 
そんなことを夢想しながら
いわしげんこつを頬張ったのである!
おわり。