from飯野恵太
成城学園前のスタバより
 
 
 
 
たびたびメルマガで紹介しているのですが
僕の趣味は筋トレです。

 
 
 
 
どのジムにも一定の割合で
「教えたいおじさん」というのがいるんです。
 
 
 
 
仕事の合間で
ジムに行くんですが
何度も通っているうちに
あるむちゃくちゃマッチョな
おじいさんに声をかけられました。
 
 
 
 
そのおじいさんに
「君良いカラダしてるねー」
と声をかけてもらって
ベンチプレスの補助をしてもらったんですね。
 
 
 
 
仲良くなって色々話していたら
そのおじいさんは、60歳を超えてから
筋トレをはじめて、今じゃベンチプレスを
100キロ以上あげるまでに
大胸筋を発達させたらしいんです。
 
 
 
 
半端ないですよね。
化物ジジイです(褒めてる)
 
 
 
 
そのおじいさん、めちゃくちゃ
いい人なんですけど
ちょっと困ってることがあります。
 
 
 
 
そのおじいさんが
「教えたいおじいさん」だったんですね。
 
 
 
 
教えるだけじゃなくて
彼独自のトレーニングメニューを
強要してくるんです(笑)
 
 
 
 
本当にいい人ですし
善意で教えてくれるのは
重々承知なんです。
でも、困っちゃってるんです。
 
 
 
 
僕は、筋肉を成長させるために
高重量低回数で集中して3セットをして
限界を超える刺激を筋肉にいれるということを
テーマにトレーニングをしています。
 
 
 
 
でも、この化物ジジイ(褒めてる)は
3セットで100回あげるという
僕の聞いたことのない特殊な
トレーニング方法で筋肉を発達させてるんですね。
 
 
 
 
僕がトレーニングをしていても
こっちのほうがいいよ!とか
追加で30回これをしな!と
アドバイスをくれるんですね。
 
 
 
 
しかも、実際に僕がそれをやるまで
僕の元を離れません(笑)
 
 
 
 
おじいさんの善意だということは
もちろんわかってるんですけど
僕は僕の意図を持ってトレーニングをしているので
一度、それを聞き入れてほしいんですよね。
 
 
 
 
僕の筋トレの悩みとか、課題とか
これからどう発達させていきたいとか
そういうことを聞いてくれたうえで
アドバイスをしてくれたら
参考になるし、とても嬉しいのですが
それを聞かずに一方的にアドバイスをされてしまうと
「僕はこういう意図でやってるのにな、、、、」
とちょっと距離を置きたくなっちゃうんですよね。
 
 
 
 
確かに、そのおじいさんは
その方法で、70歳を超えてるのに
ベンチプレス100キロ以上あげちゃうという
偉業を成し遂げてるので
それも結果の出る方法だとは思うんです。
 
 
 
 
でも、アドバイスそのものよりも
相手の状況を正確に把握するってことが
自分がされて改めて思いました。
 
 
 
 
先生も自分の整骨院で同じようなことを
していませんか?
 
 
 
 
相手の話を聞かずに、アドバイスしちゃうことって
あると思うんです。
 
 
 
 
特に、身体のプロなので1を聞いただけで
10わかっちゃうこともあると思いますし
実際に、それが正しいことは多いと思います。
 
 
 
 
でも、患者さんからしたら
話を聞いてくれてないことに
不満・不安を覚えることもあると思います。
 
 
 
 
自分が親身になって話を聞けているか
改めて振り返ることって大事ですよね
 
 
 
 
これを書いてて思ったのですが
僕が知人に筋トレのアドバイスを
するときも、自分のやり方を
強要していることに気づきました。
気をつけなくちゃ!