テアトルアカデミーのおもしろい手法from 飯野恵太
馬車道のスタバより

妻が、Facebookで
テアトルアカデミーの広告を見つけて、
まんまと反応をしていました。

ここが人間の行動心理を色々と刺激していて
おもしろいなー!と思ったので書いてみます。

テアトルアカデミーって要は、
タレント養成事務所なんです。
鈴木福くんとかも輩出しているところです。
将来のスターを見つけるという名目で、
まず「一次審査」に応募させるんです。

この一次審査では赤ちゃんの顔写真や
生年月日を入力するんです。

そして、この一次審査で合格した赤ちゃんが
合格通知と次のステップにいくための
詳細が書かれた案内を渡されます。

ただ、おそらく100%の赤ちゃんが
一次審査に合格しているのですが。。。
(憶測ではありますが、正しいと思います)

なので、本来はこの審査なんてする必要はないんですけど、
このステップをかませることで、マーケティング的に
色んなメリットがあるんですね。
まず、タレント事務所への「資料請求」には興味がなくても、
「審査」には興味があるという人は大勢いますよね。
うちの妻がそうでした。

我が子が、タレント事務所に認められる顔立ちなのか知りたい!
将来のスターの可能性があるのか、見てもらいたい!

こういった欲求を刺激して、単純に入学手続きの「資料請求」をさせるよりも
圧倒的に多くの見込み客を獲得できているはずです。
しかも、一次審査に「合格」させるというのが、またうまいですね。

ひとは、手に入れた権利を使いたいものなのです。
実際には100%が合格してる審査ですが、
応募者はそんなことは知りません。

我が子が、「厳しい審査」を通過して、合格したと思えば、
その「特権」を使わずにいたら、もったいないと感じるのです。
人は、手に入れた権利は使いたいのです。

それに、テイクアウェイセリングの効果もあります。

誰でも受けられるタレント養成レッスンのコースとして案内するよりも、
合格者だけが受けられるタレント養成レッスンとして
みせられると、その価値が断然変わりますよね。
対象者を絞ることで、(実際には絞ってないが)
提供する商品の価値をあげているのです。

かくいう僕も、テアトルアカデミーの策略だとわかりながら、
我が子の写真が印刷された履歴書、合格通知の賞状をわたされると、
ちょっと、その気になりそうでした。
そして、何より「楽しい」ですよね。
ただ、資料請求するよりも、一次審査に応募して、
どうなるかな〜?とワクワクしながら待つ、ということは。
先生も、テアトルアカデミーの手法をそのまま
真似することは難しいかもしれませんが、
集客や、マーケティングのプロセスで、
少し角度を変えたり、「楽しんでもらえる」工夫をしたら、
反応が全く変わる可能性もあります。
マーケティングの大罪は「つまらない」ことです。
顧客の喜んでくれるマーケティングプロセスを考えてみましょう!