from飯野恵太
二子玉のスタバより
 
 
 
 
100円均一のセリア。
ここって100均の中でも
めちゃくちゃ成功してるみたいです。
 
 
 
 
営業利益率は10%もあり
小売業の中ではずば抜けてる数字で
ユニクロ級の利益率なんです。
 
 
 
 
ちなみに、他の100均の
営業利益率は、3%程度で
この数字でも、小売業としては
全然いい数字ではあるんです。
 
 
 
 
その3倍以上の利益率ですからね。
なんで、セリアはここまで
成功しているんでしょうか?
※ちなみにダイソーは上場してないので
ここらへんの数字が公開されてません。
 
 
 
 
セリアが成功している要因の1つが
商品の構成にあると言われています。
 
 
 
 
まず、セリアでは、利益率の低い食品の
販売をほとんど排除してるんですね。
日用雑貨の販売割合が97%以上で
ほぼ食品を売ってないんです。
 
 
 
 
ジュースやお菓子が売られてる
100均ってたくさんありますが
確かに、セリアでそういうのって
見かけないですよね。
 
 
 
 
そして、セリアと他の100円ショップを分ける
最大のポイントが「コーディネート」なんです。
 
 
 
 
セリアでは、同じ素材、同じカラーで
戦略的に品揃えしていて
主婦の「おしゃれに統一したい!」という
ニーズに応えているんです。
 
 
 
 
例えば、トイレまわりでも
マット、便座カバー、蓋カバー、スリッパ
とかを、全部、同じ素材・カラーで
おしゃれに揃えることができるようになってるので
1個買ったら、他も全部揃えたいから
全部買お!!と
なるということです。
 
 
 
 
これによって、顧客単価をひきあげてるんですね。
 
 
 
 
裏を返すと、もし、先生の奥様が
100均に買い物に行くとすると
キャンドゥに行くより、セリアに行く方が
余計な買い物してくる可能性が
高くなっちゃうんです(笑)
 
 
 
 
おしゃれに無関心な旦那さんからすると
懸案事項ですが、おしゃれな奥様からすると
セリアは安くておしゃれにコーディネートできる
嬉しい存在なんですね。
 
 
 
 
100円ショップという
条件の限られた販売形態の中で
深いところまで練られているんですね。
セリアすごい。
 
 
 
 
顧客単価があがるように
セリアでは、コーディネートしやすい
品揃え、レイアウトという
工夫をしています。
 
 
 
 
先生にとっても、顧客単価を上げるための
工夫というのは、とても大事なことになります。
 
 
 
 
1つの施術を受けることで
さらに上位のメニューや
他のメニューを受けたくなるような
設計を工夫する努力
試してみる価値は大いにありそうです。