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from飯野恵太
横浜の自宅より
お久しぶりです。飯野です。
しばらくメルマガが止まっていて失礼しました。

引っ越し、入籍、新婚旅行で時間が取れなかったため
結局メルマガを書けませんでした。
そのうえ、旅行から帰ってきたら体調を崩して、
謎の頭痛と発熱のためずっとベッドで震えてたんです。

やっとこうしてメルマガを書くことができています。
今日は初めての横浜の自宅からのメルマガ更新です。

埼玉の自宅では机が小さくて、
仕事をする気が1ミリも起きなかったんですけど、
反省を活かして横浜の自宅では
無駄に広い机を買ったので、
これからは自宅からメルマガ更新することが
増えるかもしれません。

今日は今回の旅行で感じた
「価値を伝えることの重要性」について
ご紹介したいと思います。


今回、広島旅行に出かけて、「鞆の浦」と「宮島」に
それぞれ1泊ずつしたんです。

鞆の浦では、その地域でもかなりグレードの高い
旅館に泊まりったんです。

もちろん、サービスもかなりレベルが高くて、
夕飯の料理もひとつひとつ食材がどこで取れたか、
どんな工夫をしてるかっていうのを事細かく教えてくれるんです。

しっかりと価値を伝えてくれたことによって、
とてつもなく贅沢なものをいただいているという気分になりましたね。
本当にここで泊まってよかったなって思いました。

二泊目は宮島の旅館だったのですが、ここも全然質の悪い旅館ではなかったのですが、
夕飯のときの中居さんの説明がかなり雑だったんですね。
コースの料理だったんですけど、基本的にはこちらから聞かなければ
説明はないですし、聞いても料理の内容を把握してないってことすらありました。

なので、「贅沢をした気分」「豪華な料理をいただいた気分」というのは、
圧倒的な差で鞆の浦の旅館のほうが大きかったです。
しかし、この2つの旅館の料理を目をつぶって、耳をふさいで、
何の説明もされずに食べていたら、ハッキリいって、どっちの料理も大差なかったと思います。

鞆の浦の旅館ではそういう演出をされたから、より価値を大きく感じたのです。

今回、料理で説明しましたが、これは施術に置き換えても全く同じです。
多くの先生は、患者さんに最小限の説明だけで、施術を終えてしまい、
先生の施術の「価値」を伝えないのです。
「結果さえ出せば満足してくれる」と思って説明をしないのです。
これでは、宮島の旅館の料理と一緒です。

「おいしい料理さえ作れば満足してくれる」

そんなことはないのです。
実際に僕が経験したように。
先生にとっては当たり前のことでも、患者さんは知らないこと、
知ることでより価値を感じてもらえること。
これはたくさんあります。
施術の時間に伝えきれなければ、後日サンキューレターに同封して、
説明資料を添付してもいいのです。

先生は、施術の技術を磨くこと以上に、その施術の「価値」を伝える努力を
しなければいけないのです。