from 飯野恵太
馬車道のオフィスより
昨日、久しぶりに情熱大陸を観たのですが、
そこには、山川咲さんという方が出演していました。
この人は、「CRAZY WEDDING」という、
ウェディングブランドを立ち上げて、そこの代表をしている人なんですが、
ちょうど、妻と結婚式の話をしていたときで、
この「CRAZY WEDDING」も話題にあがっていたので、
すごく興味をもって見ていました。
ほとんどが、パッケージ化されて、代わり映えのない結婚式が多いですが、
この会社では、廃工場だったり、キャンプ場だったりと、
誰も観たことのない結婚式を企画して実現しているんです。
そのバイタリティーや、プランナーとしてのひたむきさもすごかったのですが、
何よりもびっくりしたのが、「ウェディングの仕事辞める!」と言って、
本当に辞めちゃってたことです(笑)
びっくりしました。
その「CRAZY WEDDING」は、スタッフは70人くらいいて、
業績もすごくいいのに、その人辞めちゃったのです。
そして、オーストラリアに旅に出て、
次にやりたいことを探してくる!というのです。
「なんで、そんなことするの?」
という番組スタッフの当然の疑問に対して、
その山川さんは、こう答えていました。
ウェディングの仕事に携わっていて、
ひとには、ひとそれぞれの様々なドラマがあるんだっていうことを
確信したんです。
わたしにとって、
自分の人生をいかにドラマチックにするかっていうのが
一番大事なんです。
安定とか、お金とかはどうでもいいんです。
と。
いやー、びっくりしましたね。
ベッドに入っても、しばらく衝撃を受けてました。
思ったんです。
僕も、中学二年生のときに、絶対にサラリーマンなんかにならない。
安定した人生なんてクソ食らえ!って思ってました。
だからこそ、起業しようと思って、実際にそうしたのですが、
最近、その情熱がいつの間にか、おさまり、安定の方に
意識が向き始めたんじゃないかって。
この山川さんほど、バイタリティに溢れて生きてるか?って言われたら
自信はないです。
なにも、いまやっていることを捨てて、
新しいことをすることが、正しいとは
一切思いませんが、
あのキラキラした感じ。
人生をエキサイトさせよとする姿勢。
ドラマを作ろうとする気概。
これは、とても大切だなと思いました。
もうすぐ、僕にも子供が生まれるのですが、
子供には、そんな保守的な親父ではなく、
アグレッシブでキラキラしている親父の姿を見せたいなと思いました。
ただの日記になりましたね。