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from 飯野恵太
稲城の病院ベリエの丘より

昨日、息子が産まれたというお話をしましたが、
「ベリエの丘」という稲城市にある病院で、
妻は出産しました。

そして、このベリエの丘という病院が
産婦人科としては大人気の病院で、
妊娠発覚直後に受診しなければ、
約10ヶ月後の出産予定日での
分娩の予約が取れないと言われています。

この少子化の時世に。

実際、妻の友人のほとんどは、
このベリエの丘で出産していて、
帝王切開などの例外なければ、
ほとんど、この病院で出産しているんです。
では、なぜ、この病院はそんなにも
人気なのか?
まず、この病院は全部屋完全個室なんです。
相部屋はなく、全てが個室です。
しかも、部屋にはダブルベッドが用意されていて、
退院日まで、旦那も宿泊することができます。

食事は豪華です。
病院食ではなく、レストランで食べるような
食事がついてきます。

基本的に、赤ちゃんとずっと部屋で一緒に過ごせます。
都合のいいときに、ナースが預かってくれます。
妊婦へのマッサージのサービスがあります。
受けたい時にリラクゼーションマッサージを受けることができます。

家族であれば、基本的に何時でも面会ができます。
たとえ24時を過ぎていても。
なので、僕も息子が生まれてから、
ずっとこのベリエの丘に泊まり、
働きながら、いつでも息子に会えるという
状況で生活することができるのです。
一般的な、病院とは全く違いますよね。
ここでは、妻は「患者」ではなく、
まるで、お姫様のように扱われています。

病院というよりも、ホテルですね。
子供の産めるホテルという感じです。
確かに、妊婦さんって、
別に何かの病気にかかっているわけでも、
ケガをしているわけでもないので、
「病院」である必要も、
「病室」に泊まってもらう必要も
ないんですよね。
一般的な産科の常識に囚われず、
「子供を産む女性とその家族が喜んでくれるサービス」
という考え方から、徹底的にかゆいところに
手を届かせようとする姿勢。
他の病院とのこのコンセプトの違いが、
ベリエの丘が大人気となっている
理由だなと思いました。
常識に囚われず、
顧客目線でサービスを考える
とても大切なことですね。