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from 飯野恵太
東横線の電車より
人の漫画をパクって
人生失敗したという漫画家が
しくじり先生に出演していました。

この漫画家は、
コロコロコミックの
漫画家なんですが、
あろうことか、
同じコロコロに掲載されている
漫画の内容をパクって、
批判されていました。
僕はパクることというのは、
悪いことだとは思ってなくて、
むしろ、マーケティングをするうえでは、
積極的にぱくるべきだとすら思ってます。

しかし、この漫画家のパクリ方が
最悪だなと思いました。
他漫画のギャグをパクったり、
必殺技をパクったりしていたからです。

彼に成功者の考え方を伝えようと
漫画家として大成している方に訪問したのですが、
そこには、まじかるタルるート君や東京大学物語などの
大ヒット作を生んでいる江川達也さんがいました。
彼の伝えた、漫画家として成功する秘訣というのは、
複数の売れている漫画を研究して、
その構造を分析して真似ろ!ということだったんです。
ひらたく言うと、「ぱくれ」ってことですね。
ただ、そのパクリ方が全く違います。
しくじり漫画家は、
他人の漫画のギャグや必殺技などの
「一部」をぱくり、
江川さんは、複数の漫画から
その「構造」をパクっていたのです。
これは、マーケティングをぱくる際にも、
とても注意しないといけない点です。

一部だけぱくっても意味がないのです。

ぱくるのが大事というのは、
先生も聞いたことがあると思いますが、
たとえば、チラシやホームページの
表面的な部分だけすくってパクっても、
ほとんどの場合、うまくいきません。
ヘッドラインだけぱくる。
オファーだけぱくる。
よさそうなところだけぱくる。

この方法では、成功する可能性は
限りなく0に近いです。
だから、先生もパクるときには、
注意が必要です。
表面的な部分だけ真似るのではなく、
その広告の構造を理解して、
それごと真似てみてください。
その広告が売れているものなら、
成功する可能性は、大きくあがるはずです。