from 飯野恵太
横浜オフィスより
昨日M-1グランプリを観ました。
毎年とても楽しみにしているんですが、
個人的には、今年のM-1は特に面白かったなと
思いました。
ファーストステージから全部面白くて、
ファイナルラウンドに残った3組なんて、
本当に誰が優勝するかわからないくらい
みんな面白かったです。
お笑い、漫才って
一種の芸術ですよね。
どうやったらウケるか、
何が必要で、何が不要か。
それを突き詰めて、
しゃべりを磨いていく。
掛け合いを何千回と練習する。
M-1の決勝戦で見れるのは、
その集大成ですもんね。
笑いだけじゃなく、感動も
覚えました。
演者の緊張が伝わってきて、
笑いながら、手に汗握るという
謎の状態になりながら
M-1を鑑賞したのでした。
さて、M-1とは全く関係ないのですが、
友人から紹介された本で、
「世界へはみ出す」というものを読んでいます。
この本の著書は、もともと楽して
人生を過ごすために公務員を目指していたのですが、
面倒くさがりすぎて、公務員試験を受けずに、
無職になった、自称「落ちこぼれ」です。
でも、彼は、結局、アフリカに渡り
40社以上の会社を起こし、
今では年商300億円の事業のオーナー
になっているんです。
すごいですよね。
彼がすごいのは、
なんでもかんでもノリで始めてしまうんですよね。
何かを始めるときに、深く考えないのです(笑)
なんとかなるだろ〜で、とりあえず
はじめて、やってから、考える。
ノリでビジネスを始める無謀さが
結果的に成功をもたらしたと
書いていました。
ある意味、行動力のすごい人なんです。
ホリエモンも言っているのですが、
小利口なひとは絶対に成功しないというのです。
何かをやろうとするときに、
あーだこーだ考えて、開始しようとしない。
リスクを考えて、躊躇するんです。
行動に移さないから、現状を変えることができない。
M-1でも思いましたが、大成功しているお笑い芸人さんも
みんな、ある種のアホさがあったと思うんですよね。
お笑い芸人になってみて、
食えなかったらどうしようとか
やる前に考えない。
とりあえずやってみて、
そのあとどうにかする。
そんな考えの方が
あんがい成功しやすいのかもしれませんね。