from飯野恵太
二子玉のスタバより
レストランで出されるおしぼり。
あれってめちゃくちゃ顔拭きたくなりません?
僕、あのおしぼりの魔力に抗うことが
できないんですよね。
僕は、小学生のときから
おしぼりで顔を拭くのは
常習化していました。
でも、すっごい昔、それこそ
20年前くらいのTV番組で
おしぼりで顔を拭くのは
「おっさんクサイ!」
と、若い女の子が論評している
番組を見て、え?おしぼりで
顔拭くってダメなの?って
衝撃を受けたのですが。
それから、おしぼりで
顔を拭くのはダメだ、ダメだ。
と思いながらも、あの
冬にはホカホカ
夏にはヒンヤリした
おしぼりを渡されると
そこに顔を埋めたくなる衝動を
抑えることができないんですよね。
女の子との初めてのデートであっても
その衝動を抑えることはできないんです。
抗えぬ魔力。
どこかの調査によると
おしぼりで顔を拭く男性を見ると
その時点で、女性の44%は
その男性を恋愛対象から
外してしまうんですって。
ただ、僕は思ったのです。
おしぼりの顔拭き程度で
男性を判断する女性って
ちょっと性格悪そうだと。
俺には合わんと。
そういう意味でも、もはや
デートのときでも抑えられないこの
衝動を利用して、「踏み絵」にしてやろうと。
結局、その後も僕はおしぼりで
顔を拭き続けますからね。
隠すことはできない。
こうして、僕は
初デートのときでさえ
「おしぼりで顔を拭いちゃう」を
許してくれるような残り56%の
女性とのお付き合いに
フォーカスすることを決意したのです。
広告のメッセージを作る時も
この考え方はすごく大事ですよね。
先生にとって
「来てほしい人」と
「来てほしくない人」って
いると思います。
広告は鏡なので
ここに書いてあるメッセージは
来院する人に反映されます。
誰でも彼でも集めるために
メッセージを作るというより
来てほしいと思う人だけが反応し
来てほしくない人が逃げていくような
メッセージを作ることが大切です。
例えば、「こんな人には来てほしくない」と
ストレートに伝えることも、すごく効果的なんですよね。
コピーライティングにおいても
確立された考え方になっています。
こうすることで、来てほしくない人を
はじくだけでなく、来てほしいと思う人からの
反応率をグッと上げることができるんですよね。
PS
おしぼり組合は、おしぼりで
顔を拭くことを公認していて
むしろ、推奨しているようです。
ほら!