from飯野恵太
横浜のスタバより
 
 
 
 
すべり台って強烈な静電気発生機ですよね。
 
 
 
 
息子が無類のすべり台好きで
公園を見かけたら、すかさず
「シュー、シュー」(すべり台のこと)と
言って、すべり台を要求してきて
飽きずに何度もすべり台で
遊んでいるんです。
 
 
 
 
それ自体は、微笑ましいこと
なんですが、このすべり台が
時として世のパパママに
牙をむくときがあるんです。
 
 
 
 
静電気という名の牙を。
 
 
 
 
すべり台ってすっごい摩擦が
発生するので、静電気もすごいんですよね。
 
 
 
 
息子がすべり台を滑ってきて
それをキャッチしようとする
バチ!っと静電気。
あれ、めちゃ怖いですよ。
 
 
 
 
ある公園に行った時なんかは
おそろしいほど効率的に
静電気を発生させる
すべり台があって、
そこらじゅうのパパが
子供を抱える時に
静電気を食らってました。
 
 
 
 
いて!うわ!とか言って。
 
 
 
 
それを見ていて不思議に思ったのですが
僕も含めて、パパはみんな痛がってるのに
子どもたちは、一切そんな素振りが
ないんですよね。
 
 
 
 
静電気って普通に考えて
両者にダメージがあると思います。
 
 
 
 
子どもたちにも
静電気は絶対流れているんですよ。
でも、痛がるのは親だけ。
 
 
 
 
3歳くらいまでの子供は
誰も静電気を痛がりません。
 
 
 
 
それを見ていて
静電気の痛みって
捏造された痛みなんじゃねーの?
と思ったんです。
 
 
 
 
本当は大して痛くないのに
僕らの恐怖心が痛みを
増幅させてるんじゃないかと。
 
 
 
 
そして大人たちは
過度に静電気を恐れてるけど
無垢な子供たちにとっては
別に大した問題ではない。
 
 
 
 
想像で恐怖が膨らむことって
ありますよね。
 
 
 
 
飛び込みやテレアポの仕事を
思い出しました。
飛び込み、テレアポをやったことないときは
手に汗握るほど怖くて
変な人が出てきたらどうしよう?とか
警察呼ばれたらどうしよう?とか
色んなことを想像して
なかなか一歩を踏み出せませんでした。
 
 
 
 
まさに想像で恐怖と不安を
膨らませてたんですね。
 
 
 
 

誰かが、考えてる不安の9割以上は
実際に起こらないと言っていましたが
本当にその通り。実際にやってみると
不安に思ってたことはほとんど
現実になりませんでしたね。
 
 
 
 
自分の思い込みで
恐怖や不安を作り出すのって
すごくもったいないことですよね。
 
 
 
 
そんなことを思いながら
息子のすべり台を見守っていたのですが
さすがに、髪の毛が逆立つほど
帯電した息子を抱える気にはなりませんでした。
 
 
 
 
日々精進。