from飯野恵太
横浜の自宅より
 
 
 
 
 
友人から面白いサービスを
聞いたんです。
 
 
 
 
 
「100円引越しサービス」
なんと、たった100円で
引っ越しができるサービスが
あるらしいんです。
 
 
 
 
 
なんで、たった100円で
引っ越しができるかというと
その会社がネット回線の
代理店もやっているからなんです。
 
 
 
 
 
100円で引越しできる
かわりに、引越し先で
ネット回線の契約をする。
 
 
 
 
 
引越し屋さんは
回線契約の報酬を
受け取れるんですね。
 
 
 
 
 
100円引越をフロントエンドにして
ネット回線がバックエンド。
おもしろいビジネスモデルですよね。
 
 
 
 
 
昔から、引越し業者と
回線営業の代理店が
組んで、引っ越し者のリストを
まわして、ゴリゴリ
営業をかけるという
モデルはよくありましたが
それを、一緒に
しかも、1つのサービスとして
作ってしまうというのは
すごいですよね。
 
 
 
 
 
何より、どうせ回線の契約するなら
引っ越しする人にとっても
とっても嬉しいサービスですよね。
 
 
 
 
 
ダン・ケネディも
利益の回収点を
後ろにまわせばまわすほど
市場で優位になると
言ってましたが
確かにその通りですよね。
 
 
 
 
 
引越し料金で5万円もらう業社より
そこでは利益を回収しないで
後ろの回線契約で利益を得る業社の方が
顧客を引きつけるパワーがありますよね。
 
 
 
 
 
ニキビケアのプロアクティブを
販売しているガシーレンカー社も
利益回収点を後ろにまわせるモデルを
作ることで、市場で圧倒的な
地位を築いています。
 
 
 
 
 
フロントエンドの
メニューを2980円で
販売している治療院よりも
980円のところの方が
やっぱり、患者さんを
集めるパワーがあります。
 
 
 
 
 
これを、広告の内容だけで
覆そうと思ったら
至難の業です。
 
 
 
 
 
いかに魅力的なフロントエンドを作るか
いかに利益を後ろで回収するモデルを作るか
市場て勝ち抜くには、こういったことを
考えていく必要がありますよね。
 
 
 
 
 
とにかく100円引っ越しは
優れたモデルだなーと思いました。