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from 飯野恵太
雨の降る大宮

ふと、ポストを開けて、チラシの山をかき分けると、

そこにはハガキらしきものが、、、
ポストのすみっこに、うまい具合に挟まって、
なんと年賀状がでてきた。

いまさらである。

2月の末になって年賀状ってどういうことだよ。。。。

そう思いながら、その年賀状を手に取ると、
消印は1月のはじめ。

え、、、?

まるまる二ヶ月の間、この年賀状は
ポストのすみっこでひっそり待っていたのか、、、?
確かに、年初はセールもやっているので、郵便物がたくさん入っている。
ポストの中身は混乱状態。
だからと言って、2ヶ月間も友人からの年賀状に気づけないなんて、、、
あわてて、返事を書いた。もう遅いのでLINEで。
びっくりの体験だ。
「あらゆる広告は整列した軍隊が見ているのではなく、行進する軍隊が見ている」

ダン・ケネディの言葉だ。

どういこうことかと言うと。

多くの人は広告を作って出したら、
全ての顧客がその広告を見てくれていると思ってしまうが、
実は、ほとんど見られてすらいない。

ということだ。

それは、治療院の集客で活躍する、折込チラシ、ポスティングチラシでもそうだし、宛名を書いて出すDMも例外ではない。

現にぼくは、年賀状です見逃してしまっている。
(まあ、これは珍しいケースかもしれないけど、、、)
それゆえに、ダン・ケネディは
「DMは最低でも3回出さなければいけない!」

と古くから主張しているのだ。
一度出したからって、全ての顧客がみているわけではない。
むしろ、見ている顧客の方が少ないのだ。

だから、同じ顧客にDMを3回だしても、反応率は下がるどころか上がる。

加えて、
顧客には「買いたいタイミング」がある。

そして、その買いたいタイミングは、
売り手の売りたいタイミングとは全く関係がない。

売り手が予測することもできない。

患者さんがいつ、腰痛が悪化して、施術をうけたくなるのか予測はできませんよね?

だからこそ、同じ提案でも形を変えて、何度も出さなければいけないのです。

年賀状ですら、ポストの中に埋もれるこの世の中。。

先生は広告を一度出しただけで、満足してはいませんか?