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from 飯野恵太
馬車道のオフィスより

前の記事で映画「ズートピア」を観たというお話をいたしました。
今日は、またそのズートピアについてのお話を書きたいと思います。

このズートピアの主人公のジュディが、
とてもいい言葉を言うのです。

田舎の町から、ズートピアという世界の中心地に出発しようとするときに、
ジュディのお父さんは、とても心配します。
「大丈夫か?本当に大丈夫か?!ズートピアは怖くないか?」と。
そんなお父さんに対して、ジュディは、
「本当に怖いのは、理由もなく怖がること」
と、言っていたのです。
まーこの言葉にしびれましたね。
映画冒頭からガッチリ心を掴まれました。
「理由もなく怖がる」
これって確かに、本当に怖いことですよね。

理由もなく怖がるっていうのは、
やってもいないのに怖がるってことと同じだと思います。
何か新しい挑戦をするときに、
人は、理由もなく怖がりますよね。
僕もそうですが。
でも、その恐怖心によって、行動が制限されてしまうことが
本当に怖いですね。

行動して失敗することなんかよりも、遥かに恐ろしいですよね。
僕がコンサルしているクライアントによく提案することの1つとして、
「休眠している患者さんにハガキを出す」
というものがあります。

しかも、同じ人に3回出してくれっていうのですが、
これをお願いすると、ほぼ100%の人が、
「そんなのクレームが来るからやりたくない」
と返ってきます。

まだ、やったことのないことに対して
「恐怖」があるのです。
クレームが来るというのは、
その人の中のただの妄想で、
実際にはそんなことはありません。
あるかもしれませんが、可能性としてはほぼ0に等しいです。
それでも、やったことないことに対して、ほとんどの人は
「理由もなく怖がってしまう」のです。
この恐怖心こそが、怖いんだということ。
あなたが、得られるはずの成果を妨げているということを
ぜひ、頭の片隅においておいて欲しいと思います。
とにかく「ズートピア」はオススメです。
とても、おもしろいですし、学びも得られる映画なんですよ!