Woman silhouette making yoga

from 飯野恵太
馬車道のオフィスより

最近、ゴールドジムに通っています。
絵に描いたような筋肉ダルマな人たちに囲まれながら、
せっせと身体を鍛えています。

今日は、スクワットをしたのですが、激しく追い込みすぎて、
酸欠で意識を失いかけました。
やりすぎは禁物ですね。

スポーツをするって、心の健康にも効果があるみたいですね。
運動をしているときは、基本的には、頭がからっぽになります。
心配なことを考えながら、運動をすることは物理的に不可能なので、
脳が解放されて、すごくストレス発散になるらしいのです。

ほとんどの先生が、学生時代は運動部に所属していたと思うのですが、
確かに、部活が終わったあとの爽快感たるや、すさまじいですよね。
個人的には「仕事が終わったあとのビール」なんて比にならないくらい
心地よい時間だと思っています。

運動をすると頭は空っぽになるのですが、
逆に、そうでない状況のときは、人は本当に色んなことを考えます。
もう、異常なくらい色んなことを考えるんです。
ちょっとテストをしてみたいのですが、
いまから30秒間、何も考えないで目をつぶっていてください。














いかがでしたか?
おそらく、「何も考えない」なんて不可能だったんじゃないでしょうか?

自分では考えようともしていないのに

・昨日観たテレビのこと
・昔やった失敗
・やり残した仕事
・明日のスケジュール
・腰の痛み
その他、もろもろ
いろんな事が、頭に浮かんでは消えていったと思います。

この、謎の妄想癖は何も、先生だけが患っている病気ではありません。
誰にでも、この現象は起きるのです。
そして、この現象は先生が仕事をしているときにも発生して、
猛烈に邪魔してきます。
先生も、一度や二度じゃないはずです。

大切な仕事をしているときに、全く関係ない他の仕事のこと、
仕事ですらない雑事、重要じゃない事務仕事、
友達との約束、本当にどうでもいいニュースのこと

こういった考えが頭をよぎり、つい携帯をみたり、
パソコンで検索を始めてしまったり、、、
結果、大切な仕事が中断されてしまう。
これは、先生に集中力がないからではありません。
誰にでも発生することなのです。
しかし、先生の集中力はあるトレーニングをすることで高めることができるのです。

それは、「瞑想」です。
瞑想と言っても、何も難しいことではありません。
1分間目をつぶります。
そして、ただ自分の呼吸に集中します。
その間に、頭によぎったことを覚えておきます。
終了後に、よぎったことを全て書き出します。
これだけです。
これを大事な仕事の前や、
休憩時間に実践するだけで、
とても集中して作業に集中することが
できるようになるのです。

しかも、リラックスもできるので、
心の疲れも取ることができます。

少しずつ続けていけば、先生もその効果を実践していただくことができると思います。