いま楽に見える道が、、、from 飯野恵太
自宅オフィスより
自慢じゃないのですが、僕は中学生の頃、
とても頭が良かったんです。
中間テストや、期末テストを受けると、
そのほとんどが100点に近い点数で
いつも学年で成績が1位でした。

なんでそんなに成績がよかったかというと、
単純にたくさん勉強していたんですね。

目立つのが大好きだったので
何か発言して面白いことを言おう!
としてるうちに、授業をすごく集中して聞くようになって、
先生が教えてくれることをスポンジのように
吸収するようになったのです。

テスト前の勉強も全然苦じゃなかったんです。
自分が一番になる姿を想像しながら、勉強していたら、
アドレナリンが出てきて、手に汗握るほど、
興奮してきてしまうんです。

もう、ちょっとした変態ですよね。

それくらい勉強を頑張っていたので、
第一志望の高校には、何の努力もせずに
推薦をもらって簡単に入学することができました。
しかし、高校での僕の勉強の態度は、
全く変わってしまうのです。

勉強、努力を一切しなくなったのです。
授業中は寝るし、友達と漫画本を読むし、
出された課題も提出しないし、
テスト前の一夜漬けもしなくなったのです。
自分でも、信じられないくらい
絵に描いたような劣等生でした。
ですので、僕の大学受験は
とてつもなく大変でした。

なんせ、高校三年の春の時点での、
数1Aのセンター模試が6点だったのです。
クラスで最低点でした。

そんな状態だったので、
ここからの受験勉強たるや、
地獄のようなつらさでした。

同じ高校に行った、中学の同級生には
学力をゴボウ抜きにされてました。

みじめだし、後悔しましたし、自分に腹が立ちました。
中学時代、勉強を頑張っていた時の受験勉強はとても楽でしたし、
高校時代、努力をしなかった時の受験勉強は本当につらかったんです。
こんな言葉があります。

いま楽に見える道が、険しい道になり、
いま険しく見える道が、あとで楽になる。
まさに、この言葉を地で体験しました。
これはどんなことにも当てはまりますが、
治療院の経営でも一緒ですよね。
いまやるべきことをやらずに、楽をしていたら
数年後とてつもなくつらい状況に立たされますし、
逆に、いまが大変でも、努力を重ねていたら、
あとで楽ができるんです。

先生は、どちらの道を選びたいですか?