from 飯野恵太
横浜の自宅より

昨日のメルマガに、
ここ最近で一番の反響をいただきました(笑)

・「タッチコード」いい名前です!素敵ですよ!
・自分がいいと思うことが大事なんです!
・名前はあれですけど、メルマガの内容はいいです!

とか、
たくさんのコメント
ありがとうございました!

これを励みにして、
今度、名前をディスられたら、
みなさんからのコメントをコピペで
送りつけたいと思います。

また、社名についてもですが、
お金を渡してはいけないという
記事にも、多くの反響と質問をいただいたので、
その点について、今日詳しく紹介したいと思います。

昨日のメルマガでは、
紹介してくれた患者さんに
お金で報いようとしてはいけない
というお話をしましたが、この記事に対して

商品券なら喜ばれるし、いいですか?
施術料金を割引するサービスならいいですか?

という質問をいただきました。

結論からお伝えすると、
「どちらも好ましくない」です。

この理由を説明するために、
かつてミネソタで行われたおもしろい
行動心理の実験について紹介する必要があります。

この実験では、
被験者にパソコン上の
図形を、特定の位置まで
移動してもらうという簡単な
作業をお願いしました。
作業の時間は5分間です。

この実験では3つのグループがあったのです。

①5ドルでこの作業を依頼されたグループ。
②報酬が10セントとはるかに少ない額で依頼されたグループ
③「社会的な頼み事」として報酬なしで依頼されたグループ

そして、各グループの作業量を比較したのです。

普通に考えると、報酬額に比例して
その作業の量が変化しそうですが、
わざわざメルマガに書くくらいなので
もちろんそうではありません。

各グループの移動した図形は、

①平均159個(5ドルのグループ)
②平均101個(10セントのグループ)
③平均168個(報酬なしのグループ)

こうなったのです。

(※軽作業の場合)
ひとは、何かをするとき、
少ない報酬をもらうくらいなら、
報酬がない方が、ずっと協力的なんです。

そして、「妥当な金額」よりも、
報酬がない方が、ちょっと多く手伝ってくれるのです。

ひとが、お金のためよりも、
「信条」のために、熱心に働くという
事例は、いたるところにあります。

むかし、全米退職者協会は、
貧窮している退職者の相談にのってくれないかと
複数の弁護士に30ドルの格安の報酬を提示したときには、
だれも協力しませんでした。

しかし、その後、無報酬で相談にのってくれないかと
依頼したところ、圧倒的多数の弁護士が協力したのです。

では、お金ではなく「プレゼント」の場合は
人の行動はどうなるのでしょうか?

ちょっと長くなってしまったので、
この続きは、明日のメルマガで
紹介いたします。

※焦らしてるわけではありませんm(_ _)m