from 飯野恵太
品川のカフェより

わー!素晴らしい!と思った
出来事があったので、
シェアさせてください。

少し前に、
クライアントの先生が
こんなことを言っていたのです。

「誕生日のお客さんに、
ハンドベルの演奏を始めたんです。
そしたら、本当に喜んでくれて、
中には、涙を流してくれる人まで
いたんです。」

「もっと喜んでほしいので、
いつも、お客さんが何をしたら
喜んでくれるか。そればっかり考えています」

本当に素晴らしいなと思いました。
なぜなら、この先生の頭の中心にあるのは、
「お客さん」だからです。

何をしたら喜んでくれるか
そればっかりを考えているのです。
常に、「お客さん」が主語。

マーケティングをやっていると、
多くの人が、陥る失敗があります。

それは、「自分中心」で考えるという失敗です。

マーケティングというのは、
常に「顧客」から出発します。

顧客は何に悩んでいて、
どんなことを解決したら喜ぶのか
何をしたら、嬉しいのか?

当然ながら、
それを考えるからこそ、
お客さんが喜んでくれる施策、
反応してくれる施策を
提案することができるのです。

にもかかわらず、ある程度うまく行きだすと、
「どうやって売ろう?」という、
自分中心の考えに陥ります。
お客さんのことを完全に
忘れ去ってしまうのです。

その考えで、いろんなことを試しても、
びっくりするくらい、失敗するんです。

最も大切な、「顧客」のことを
考えずに、実施したマーケティングなんて
成功するはずがないんです。

しかし、多くの方が
忘れてしまっている点でもあります。

そんな中、冒頭で紹介した先生は、
常にお客さんが喜んでくれることを
考えられていたので、きっと
これからもうまくいくし、
どんどん業績をのばしていくんだろうなと思いました。