from 飯野恵太
大宮オフィスより
週末、妻とご飯を食べながら、テレビを見ていました。
IMARUがベトナムに住む日本人を訪問するという内容だったのですが、
その日本人の方というのが本当にパワフルで見ていてこちらまで
エネルギーをもらうことができました。
ベトナムで東京ドームの半分くらいの広さの巨大な農地を借りて、
そこで農業をしているのです。富裕層向けにいちごとかを栽培して。
そのタケモトさんという方は、100歳まで働きます!と豪語していて、
お金のために働くというよりも、
いまの仕事をするのが楽しくて仕方ないという感じなんです。
そのタケモトさんの生き方の中でも特に、すげー!!となったのが、
「ベトナム語を使わない」っていう主義なのです。
日本人としてベトナムに言っているのに、ベトナム語をしゃべらず、
日本語を使っているのです。
従業員は現地のベトナム人なのですが、彼らに日本語を教えて使わせてるんです。
自分から合わせるんじゃなくて、相手を自分に合わさせる。
一見傲慢にもみえますが、素晴らしい生き方だと思いました。
「マーケティング」というのは、基本的には、
顧客のほしいものを考えて、顧客のほしいものを開発して、
顧客が悩んでいるものを解決して、、、、
と絶対に顧客に焦点を当てるべきなのですが、
この点を履き違えて、顧客に「迎合」してしまうひとがいます。
自分の主義を曲げて、顧客のいいなりになってしまうんです。
例えば、30分の施術と言っているのに、
「こっちもお願い」と言う患者のわがままに付き合って、
無償で施術を延長してしまうことに悩んでいる先生がいました。
悩む前にそんなお願いは断れば良いのです。
断って怒るような患者さんなら
そんな人とは付き合わなければいいのです。
先生が、患者ひとりひとりのわがままに付き合って、
自分の主義を曲げてストレスを感じる必要はありません。
結局そんな対応をしていたら、
本当にいい施術を提供することができなくなります。
例えば僕も、打ち合わせ中にタバコを吸う人とは
いくら積まれても付き合わないというルールを持っています。
「顧客の望むものを提供する」と、「単なるワガママに付き合う」
この似て非なる2つのことを混同しないように気をつけてください!