ハンチョウの使った返報性の法則from 飯野恵太
横浜の自宅より

先生は、「賭博黙示録カイジ」を
読んだことありますか?

ギャンブルに人生をかける
一人の男の物語が
描かれている漫画です。

すごく人気なので、
アニメにも映画にもなっていますね。

藤原竜也がカイジを好演して、
ものまね芸人のネタとかにもされています。

このカイジのスピンオフで
「1日外出録 ハンチョウ」という
話が、ヤンマガに掲載されていました。

そのハンチョウというのは、
地下の強制労働場みたいなところで、
生活しているおっさんなんですが、
稼いだお金で、たまに外の世界に
出ていくことができるのです。

でも、せっかく外の世界に出ていっても、
所持金が少ないので、思う存分
酒を飲んだりできないんですね。

そこで、このハンチョウは
ある工夫をすることで、
少しのお金で、一晩、
存分にお酒を楽しむことに
成功するのです。

彼は、あるお祭り会場に赴きました。

そこで、彼は、少ないお金で
たこ焼きと焼きそばを3パックずつ買って、
なんと、それをお祭りの実行委員会の人達に
差し入れで持っていったのです。

自分の使えるお金がほとんどないのにですよ。

しかし、これはハンチョウの狡猾な作戦だったのです。

なんと、その実行委員会に差し入れをしたら、
気に入られて、その集まりでの酒盛りに
参加することができたのです。

彼は、やきそばとたこやきだけの
コストで、浴びるほどのお酒と、
山盛りのおつまみ、そして、楽しい
飲み仲間まで獲得することに成功したんです。

まさに、「返報性の法則」をうまく
活用した作戦ですよね。

まあ、漫画の演出だとして
多めにみたとしても、この
返報性の法則というのは、
現実世界でも、とっても強力です。

「損して得取れ」という言葉もありますが、
患者さんにもらう前に、あなたが、差し出すことで
それ以上の、利益を得られることもあります。

だからこそ、
お試しや、無料体験というのも
効果的なのです。

オファーを無料にしたら、
みんな、無料だけで帰ってしまうんじゃないか?

という不安を抱く人がいます。

しかし、実際に、試してみると
想像とは、全然違うのです。

相手から、無料で何かをしてもらったら、
人は何かを返したいと思うのです。

ぜひ、あなたも
「返報性の法則」
活用してみてください!