読書に時間がかかるあなたへfrom 飯野恵太
横浜オフィスより

小中学校のときの夏休みの宿題に出された
読書感想文とか、課題図書とかって、
すごく苦痛でしたよね。

学生のときの、読み物って
基本的に、一方的に与えられて
読むことが多いですよね。

だから、読書があんまり好きじゃない人って
多いと思うんです。

国語のテストとかでもそうです。

文章を提示されて、
設問に答えていく。

日本の学校の教育で、
読書が「受動的」に行われるように
なってますよね。

この受動的な読書が、
社会人になった今でも、
弊害を及ぼすことがあります。

本を読んでて、こういう経験ってありませんか?

文字を追ってるけど、頭に入ってこない
一冊読み終わったけど、結局何が書いてあったかわからない
本を読むのに、ものすごい時間がかかる

こういう悩みって、学生時代からの受動的な読書によって、
もたらされていると言われています。

目的を持たずに、読書を始めたり、
書いてあることを全部読み取ろう!とすると、
読むのに時間がかかるし、苦痛になったりするんです。

読書を始めるときには、絶対に
明確な「目的」を設定しておいた方がいいです。

こうすることで、
読むスピードも、理解度も全く変わります。

タイトルや、目次やまえがきをみて、
この本には、こんなことが書いてありそうだから、
この情報を仕入れよう!

と、あらかじめゴールを設定しておくんです。

そして、目的に関係のない情報は
どんどんすっ飛ばしていきます。

全部の文字を読み取ろうと
するんじゃなくて、目的のことが書いてありそうな
場所を、探していく。

目的のものがかいてありそうな
ところだけ、ちゃんと読む。

そうやって本を読めば、
速読術なんてなくても、
5倍も10倍も早く
読書が終わるし、目的が明確だから、
ちゃんと「成果」が得られるんですね。

読書の心得
①目的を持つ
②他はすっ飛ばす

ぜひ、試してみてください。