from飯野恵太
横浜の自宅より
 
 
 
 
見て欲しいブログがあります。
キングコング西野さんの書いた
「キングコング西野、大事故に巻き込まれる」
というタイトルのブログです。

https://lineblog.me/nishino/archives/9312715.html
 
 
どんなことが書いて
あるかというと、、、
 
 
西野さんが
大量にサイン本を用意して
郵便局に集荷してもらうように
ホテルに頼んで預けていたのに
2ヶ月近く、倉庫で
サイン本が眠っていたという話。
 
 
 
 
何百人もの人たちが
サイン本を受け取れず、
待っていたお客さんから
クレームが殺到したらしいんです。
 
 
 
 
個別にメッセージで
クレームを受け取った人には
サイン本を改めて書いて
発送したんですが
誰に送ったかが
記録されてなかったので
大量に二重発送の対応が
余儀なくされたという
アクシデント。
 
 
 
 
この影響で
西野さんは

・精神的な苦痛
・時間奪われる
・コストがかさむ

という、大変な
思いをしたらしいのですが
彼が素晴らしいのが
この「災難」を利用して
セールスのきっかけにしているんですね。
 
 
 
 
ブログを読んでもらうと
わかるのですが
最後の方は、もう
めちゃくちゃなことが書かれています。
 
 
 
 
(以下引用)
今、貴様らは、私の不幸をタダ読みして、そして「あぁ、西野さん。今回は、とんだとばっちりだなぁ」という感じで、まもなく、このサイトを閉じようとしている。

こうして人の不幸で飯を食いながら、何の還元もせずに、サイトを閉じようとしている肉糞的生物が、何を隠そう、貴様らだ。

本当にそれでいいのか?
貴様らの良心は、そんな生き方を許すのか?
(引用終わり)
 
 
 
 
こんなコメントがつづられて
その後に、何度も何度も
西野さんの描いた絵本を買うように
脅迫(笑)をしているんですね。
 
 
 
 
この人は素晴らしいなと
思いました。
 
 
 
 
事故、トラブル、不運が
起きても、文字通り「ただ」では
終わらせないんです。
 
 
 
 
それを、セールスの種に
買えちゃうんですね。
 
 
 
 
しかも、後日の記事には
このセールスの影響で
結構な数の絵本が売れたみたいです。
 
 
 
 
セールス大成功ですね。
 
 
 
 
事故で被った損害の補填が
できたかどうかはわかりませんが
この、事故をきっかけにして
新たな顧客、売り上げを
生み出していますよね。
 
 
 
 
見習うところが
すごく多いなと思いました。
 
 
 
 
仕事の場、特に広告などに
私情、プライベートな出来事を
載せるのを避ける人って
多いですが、実は
こういうプライベートな出来事を
きっかけにしたセールスって
すごく反応がいいんですよね。
 
 
 
 
事故ではないですが
僕も昔、「プロポーズ成功記念」と
銘打ってプロモーションした企画や
「息子が1歳になりました!」という
企画は、めちゃくちゃ反響がありました。
 
 
 
 
あらゆるイベント、アクシデントは
プロモーション、セールスの
口実にできるんですよね。
 
 
 
 
しかも、何も口実のないセールスより
はるかに人を引きつける魅力があるんです。
 
 
 
 
昔からよくある
プライベートを持ち出した
セールスとして
「税金が払えない」
というものがあります。
 
 
 
 
去年、儲かりすぎて
とんでもない税金がかかってる。
 
 
 
 
支払う税金を考慮してなかったら
いま、それを払うことができない。
みんな!助けてくれ!
この商品を買ってくれ!
 
 
 
 
と、こんな感じの奴です。
 
 
 
 
はっきり言って
買う側からしたら
「知った事か!!」
なんですが
この、「僕、支払えないの」
と迫るセールスって
すごく反応が取れるんですね。
 
 
 
 
だから、先生のまわりで起きた
プライベートはイベントも
不幸なアクシデントも
ただ、それだけにしていたら
もったいないんですよね。
 
 
 
 
ビジネスにおおいに
活用することができるんです。
 
 
 
 
ぜひ、先生も恥ずかしがらずに
プライベートを持ち出すべきです。
 
 
 
 
なんてったって
マーケティングにおける
一番の罪は「つまらない」
ことなんですから。