from飯野恵太
稲城の妻の実家より
 
 
 
 
年末のお休みで
妻の実家に遊びにきています。
 
 
 
 
ただでさえ、息子は
やんちゃ盛りで暴れん坊ですが
甥っ子たちも負けじと
大はしゃぎ。
 
 
 
 
もうお祭り状態ですよね。
4人くらい同時に
話しかけてきますからね。
 
 
 
 
そんなわんぱくな子たちは
全員サンタクロースを
信じています。
 
 
 
 
僕は、小学校2年生のときくらいに
そろそろ、サンタの存在を
疑い出したのですが
ある日、2時間くらい
母親に「サンタって本当にいるの?」
って問いただしたことがありました。
 
 
 
 
母親は、何度も「サンタはいるよ」
と、答えていたのですが
僕が、異常なほどしつこく
聞いてきたもんで
ついに、根負けして
「サンタはいないよ」って
言い放ちました。
 
 
 
 
自分で聞いたにも関わらず
あまりにもショックで
その晩、枕を濡らしたことを
覚えています。
 
 
 
 
僕の母親は
残酷なバラし方をしたのですが
世界には、とっても素敵な
サンタのバラし方を
している人がいるんです。
 
 
 
 
「サンタ・ミッション」と
呼ばれているものなのですが
その家庭で行っているのは
「サンタに昇格する」という
方法なんです。
 
 
 
 
「あなたは、もうサンタになる
準備ができている」と伝えて
これからは、もらう立場ではなく
与える立場になるんだと
伝えるそうなんです。
 
 
 
 
そして、プレゼントを贈る
ターゲットを決めて
その人に気づかれないように
プレゼントを渡すという
「サンタミッション」を
実行させるんです。
 
 
 
 
それを実行して
相手が喜んでいることを
知った子供は
心から喜んで
それからは、「サンタ」として
与える喜びを知るそうなんです。
 
 
 
 
本当に素敵ですよね。
ただ、サンタの存在を
子供にショックを与えずに
知らせるだけではなく
「与える喜び」まで
教えることができるんですもんね。
 
 
 
 
めちゃくちゃ素敵な取り組みだなと
思いました。
 
 
 
 
思えば、僕にも息子が生まれて
今年は初めて、息子の枕元に
プレゼントを置いてあげました。
 
 
 
 
サンタさんから
プレゼントをもらう側から
サンタとして
プレゼントをあげる側に
なっていたんですね。
 
 
 
 
そう考えると
サンタミッションの
「サンタになる」
って考えは、まさに
その通りなんですよね。
 
 
 
 
人は、いつの日か
サンタとして
与える側になるんですよね。
 
 
 
 
サンタの存在をバラすだけではなく
その子を、「サンタにさせてしまう」
共通の秘密にしてしまうって考えは、
とても素晴らしいなと思いました。
 
 
 
 
とても素敵なことやってる人いるよ!
ってことをただ伝えたかっただけの
僕からの今年最後のメルマガでした。