from飯野恵太
横浜オフィスより
 
 
 
 
桜木町駅で電車を待っていると
ホームの広告に目が止まりました。
 
 
 
 
横浜スタジアムが
改修工事をするということを
伝える記事がかなりの
長文で書かれていたのですが
最後まで集中して読んでしまいました。
 
 
 
 
なぜかというと
横浜スタジアムの一人称で
語られるものだったからです。
 
 
 
 
「私が産声をあげてから
40年が経ちました。
その間に、いろんなことがありましたよ。」
 
 
 
 
こんな口調で語られるので
こちらも感情移入しちゃいますよね。
 
 
 
 
どんな歴史があったのか
これから、どんな改修工事を
予定しているのか。
 
 
 
 
そんなことが、つらつらと
「語られて」いたんです。
 
 
 
 
これが、ただの説明文だったら
僕も読まなかったと思うのですが
「私が」と書かれていたので
ん??と思わず注意をひかれて
しまいましたね。
 
 
 
 
スタジアムを人間として
しゃべらせてしまう
オチャメなはからいに
心を奪われた朝の数分の
出来事でした。
 
 
 
 
このオチャメさは
先生も利用することが
できそうですよね。
 
 
 
 
ただの説明文として
書くのではなく
人間に仕立て上げて
語らせてしまう。
 
 
 
 
マーケティングの大罪は
つまらないことだと
よく言われますが
こういう、おもしろい
オチャメな工夫ってすごく
いいですよね。