from飯野恵太
ドトール珈琲農園より
 
 
 
 
早速、息子と読んでみました。
「わけあって絶滅しました。」
 
 
 
 
色んな動物の絶滅理由が書かれていて
とてもおもしろかったのですが
その中にある「ハワイミツスイ」の
絶滅のエピソードは特に勉強になるなーと
思いました。
 
 
 
 
ハワイミツスイは、その名の通り
ハワイに生息する蜜を吸う鳥なんです。
 
 
 
 
花の蜜や、その付近にいる虫を食べて
いるのですが、それを食べやすいように
クチバシがすごいカーブをしていて
ちょうど、人がストローを使ってジュースを飲むみたいに
便利な形をしているんです。
 
 
 
 
花の蜜を吸うと言っても
ハワイフトモモというハワイに生息する花だけを
吸っていたんですね。
 
 
 
 
たった1つの食物によって
生活を支えていたんです。
 
 
 
 
クチバシも、ハワイフトモモを
吸うことにだけができる形に
なってしまったんです。
 
 
 
 
このハワイミツスイが
絶滅した理由を既に
想像できた人もいそうですね。
 
 
 
 
そうなんです。
彼らは、たった1種類の花に
食事を依存していたので
この花がなくなってしまったら
もう生き残ることができなくなってしまったんですね。
 
 
 
 
ハワイフトモモという花は
ハワイに人間がやってきて
畑などを作った影響で
駆逐されてしまったんです。
 
 
 
 
この花だけから栄養を摂っていた
ハワイミツスイはひとたまりもありません。
間もなく絶滅してしまいました。
 
 
 
 
「1」というのは最悪の数字
有名な言葉があります。
 
 
 
 
たった1つのことに依存するというのは
とても危険なことなんです。
 
 
 
 
・たった一人のスタッフだけが管理できる
・集客手段がチラシだけ
 
 
 
 
こういう状態だと頼っている「1」が
0になってしまうと、その瞬間に
ビジネスが成り立たなくなりますよね。
 
 
 
 
ハワイミツスイも「1」に頼って
絶滅しちゃいました。
 
 
 
 
あなたも、もし「1」に頼ってることが
あったら気をつけて下さい。
考え直す必要がありそうですね。