from 飯野恵太
馬車道のスタバより
またチンパンジーの飼育員さんの
ドキュメントについて紹介したいと思います。
なぜなら、彼の行動の仕方と
成果を上げる人との間に
共通点があったからです。
彼は、自宅にチンパンジーを
連れ帰ったときに、家族から
批判を浴びせられました。
しかし、彼は、チンパンジーを連れ帰る
という決断に対して、事前に「許可」を
取ろうとはしませんでした。
おそらく、許可を取ってから
自宅に連れ帰ろうとしていたら、
いつまでたっても、許可はおりず、
自宅でチンパンジーを育て上げるという
目標は達成できていなかったでしょう。
彼は、行動の前に、許可を得ようとはせずに、
行動を起こしてから、あとで、自分の行いに対して
許しをもらおうとしたのです。
行動の重要性を説く言葉として、
こんなものがあります。
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許可を得るより、
あとで許してもらうほうが
ずっと簡単だ
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何か新しいことに挑戦しようとするとき、
ひとに理解してもらえないことを始めようとするとき、
誰かからの許可、承認を待っていたら、
いつまでたっても行動に移すことはできません。
許可を得るために、四苦八苦するよりも、
行動してから、許してもらえばいいのです。
例えば、僕は、大学時代に就職の内定を辞退して、
自分で起業するという道を選択したのですが、
このときは、誰の許可も取りませんでした。
ちなみに、事後報告で家族に伝えたら、
「まったくもー」だけで終わりました。
もし、事前に親からの許可をもらおうとしていたら、
「まったくもー」ほど、簡単に終わらなかったはずです。
何か新しいことに取り組むとき、
なんでもかんでも、他人の許可を取る
必要はないと思います。
許可を取らずに行動して、
誰かを怒らせるリスクよりも、
行動を起こさないリスクのほうが
恐ろしいです。
行動してからの相手の反応を恐れる必要もありません。
たいていのことはあとで許してもらえるのですから。