from 飯野恵太
横浜オフィスより
大学のアメフト部の同期と
久しぶりに集まる機会があったので、
彼らと飲んできました。
昔の思い出話などで盛り上がっていたのですが、
同期のひとりから、びっくりする話を聞きました。
彼は、スマホのゲームにはまってるらしく、
なんと、そのゲームに80万円も使い込んだらしいんです。
すごいですよね?
しかも、そいつは、別にお金持ちというわけじゃありません。
一般的なサラリーマンです。
他にもパチンコ、バイクの購入で
散財するばっかりで、ちっとも貯金とためてないんだとか
同期全員から、まじでダメ人間だな!と
言われてました。
ただのスマホゲームに80万円も使ってしまうのは、
常軌を逸しているように見えます。
もちろん、これを読んでくれている先生は、
もっと賢明に買い物をしている人が大半だと思います。
でも、消費者の行動が、根本的には
「欲しいから買う」ということであることを
忘れてはいけないんです。
よく、自費治療などを始めると、
「ここらへんの地域は、お金を持っていないので、、、」
「所得の高い人の住んでるエリアは◯◯で、、、」
と、ターゲットを決めるのに、
「所得」から入るひとがすごく多いです。
保険を使わない治療は、
お金持ちじゃないと受けたがらないと
思うわけです。
でも、実は、この考えは大きく間違っているんですよね。
僕の同期もお金がたくさんあったから、
80万円もゲームの課金に使ったわけではありません。
「欲しい」から使ったのです。
別に、僕の同期じゃなくても、「欲しい」から
買う人はたくさんいます。
フェラーリを買うために、借金をして、
生活費を切り詰めているひともいます。
ほしければ、所得は関係ないんですね。
それと同時に、どんなにお金を持っていても、
ほしくなければ、1円たりとも使いません。
自費の治療もまったく一緒です。
「どうしても治したい」という欲求を持ってる人が
自費の治療を受けようとするんです。
必ずしも、お金持ちが自費の治療を受けるわけじゃありません。
この点は、絶対にわすれてはいけないところですね。
みんな、悩みを解決したいから、先生の治療を受けるんです。
悩みの強さで決まります。所得の多寡は関係ないのです。