from飯野恵太
みなとみらいのスタバより
 
 
 
 
お客さんから薦められて
島田紳助さんの「自己プロデュース力」を
読んだのですが、これが
かなり読みやすくて
おもしろいし
ためになる本でした。
 
 
 
 
この自己プロデュース力という本は
もともと、島田紳助さんが
吉本芸人の養成所、NSCの
学生に対して行った講義内容を
文章に起こしたものなんです。
 
 
 
 
彼は、マーケティングという
言葉は使ってはいなかったものの
完全にマーケティング的な
考え方で脳みそをフル回転
させてるんだなーと
思いました。
 
 
 
 
漫才とかお笑いって
結構、「センス」で
やってる部分が多い印象ありますよね?
僕はそう思っていたのですが
島田紳助さんの考え方は
全然そうじゃなくて
むちゃくちゃ細部まで
考えに考え抜いて
作られていたんです。
 
 
 
 
なので漫才を作るときも
自分の感覚で作るのではなく
まず、ウケてる漫才を
徹底的に研究することから
始まるんですね。
 
 
 
 
で、なんでウケたのか?
どこでウケてるのか?
「間」がどれくらいなのか?
どういうパターンで笑わせてるのか?
 
 
 
 
そういうのを細部まで研究して
そのあとに、自分にできそうなのはどれか?
と、自分の強みとも照らしあわせて
いいとこ取りをしていくんですね。
 
 
 
 
で、ネタをパクるんじゃなくて
ウケてる漫才の「システム」を
パクるんだ!と言っていました。
 
 
 
 
漫才に対して「システム」という
考え方ができることが
なんかもう、他の人とは
全然、違う感性なんだなと
思ったのですが、
この考え方って
まさにマーケティングなんですよね。
 
 
 
 
ダン・ケネディも言っていますが
自分で創るんじゃなくて
パクるんだ!と。
 
 
 
 
過去に成功している
ビジネスを並べてみて
0から戦略を生み出したビジネスと
既にある戦略を真似したビジネス
 
 
 
 
この二つを比較したら
圧倒的に、後者のビジネスの方が
多い、とも言っています。
 
 
 
 
でも、表面的な広告とかを
パクってもうまくいかないと。
 
 
 
 
そうではなく、裏に隠された
意図を見抜いて戦略をパクるのが
大事なんですね。
 
 
 
 
島田紳助さんの
「ネタじゃなくて
システムをパクれ!」
という考え方と
まるっきり一致してますよね。
 
 
 
 
これ以外にも
おもしろい考え方
ためになること
がすごくわかりやすく
書いてあるので
「自己プロデュース力」
読んでみることをおすすめします!