good-vs-great

 
from飯野恵太
大宮オフィスより
これは、どういうことかと言うと、
「最高に良いこと」の敵は「良いこと」って意味なんですけど。
これだけじゃ意味わからないですよね。
もう少し説明すると、
先生にとって、生産性をあげる仕事や、幸せを感じること、
本当に楽しいって思うことって色々あると思うのですが、
例えば「最高に生産性をあげる活動」は「少し生産的な活動」によって
邪魔されてしまうということです。
例えば、先生の院にとって、本当は新規集客のためのチラシを作って、
それを配ることというのが、本当にやるべきことだったとします。
この活動を実践するのに、先生には仮に、1週間の時間が与えられていたとします。

その時間の中で、「パチンコに入り浸る」とか、「お酒を飲みつづける」とか
明らかに、「良くない」活動の誘惑には、ほとんどの人は抗うことができます。

よっぽどぐうたらでどうしょもない人は、わかりませんが、
先生のように自分の意志で独立して、治療院を経営しているような人で
仕事やろうと思ってるのにパチンコに逃避しちゃうひとはいないと思います。
しかし、明らかに「良くない」ことに対しては、NOといえるのに、
一見「良さそう」に見えることにはNOと言えないのです。

 

例えば、その1週間のうちに、セミナーで勉強しに行くとか、
本を読んで勉強するとか、治療の技術のDVDを見るとか、
異業種交流会に出るとか、、、
どれも悪い活動ではないですよね。
成長のための努力をしていて、意識も高いですし、
先生のためには何かしら役に立ってるはずです。
でも、本当に先生がやるべきことは、
チラシを作って配るってことなのです。
(例えばですよ。違う場合ももちろあります)

ただ、それだけです。
それがこの人にとって、売り上げをあげるための
最高に生産的な仕事だとしたら、それ以外のことは全て「邪魔」なのです。

1週間という期間で例にとりましたが、
こんなことが1年、5年、20年というスパンで行われているのです。

本当にやるべき「最高のこと」から目を背けて、
そこそこ「良いこと」に時間を奪われてしまう。
先生は、自分にとって最高にやるべきことを見極めて、
その活動を実践するための時間を確保、いや
「死守」しなければいけないのです。