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from飯野恵太
馬車道のオフィスより
ネット上で「OLに聞いた男性の嫌いな髪型ランキング」というのが
やっていたのですが、それを見てみると、
1位「長髪」29.31%
2位「ソフトモヒカン」11.82%
3位「ナチュラルショート」11.58%
4位「坊主」10.34%
5位「ウルフカット」7.88%

という結果だったみたいです。
ソフトモヒカンや坊主を好んでいた僕からすると、
「まじかよ?!」もっと早く教えてくれよ!

って感じでした。
少し気になるのが、この「ナチュラルショート」です。
聞いたこともないので、どんな髪型か僕もわからなかったのですが、
簡単に言うと、「爽やかな俳優がしている髪型全般」と思ってください。
嫌いな髪型第三位なんですけど、
案の定、他のサイトで見てみると、人気の髪型第一位でもありました。

何やねん!って感じですよね。
熱心にマーケティングをしている先生だと、
リサーチの重要性を理解していて、
患者さんからの意見を反映させている人もいるかと思います。
しかし、気をつけて欲しいのは、みんなの意見を反映させようとすると、
誰にも刺さらないメッセージになるということです。

ナチュラルショートが嫌いな人もいれば、
好きな人もいる。

坊主好きもいれば、坊主嫌いもいます。

大切なのは、みんなの意見を反映させることよりも、
ロイヤルカスタマー(上得意客)の意見を聞くことです。

先生の院に長年通っていて、顧客単価も高い人です。
乱暴な言葉を使うと、いっぱいお金を使ってくれている人です。
その人が、先生の院のどこを気に入っているのか?
数ある治療院の中で、なんで、先生を選んたのか?
どんな悩みを持って通院したのか?
どうして今も続けているのか?
どんなサービスが欲しいか?
ロイヤルカスタマーに対して、こういった質問をして
サービスやマーケティングプロセスを見直すことで、
同じようなロイヤルカスタマーを惹きつけることが
できるようになるのです。

間違っても、みんなの意見を反映させようとして、
ぼんやりしたものを作ってはいけません。