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from 飯野恵太
馬車道のオフィスより

わんこそばを食べてきました。
一度はわんこそばに挑戦してみたかったのですが、
ちょうど大学時代のアメフト部の友人が企画してくれたので、
ついに挑戦することに!

横浜の東白楽にある、わんこそばなのですが、
かなり有名なところらしくて、
色んな有名人がこのお店に来ていました。

とりあえず、全員、100杯以上を
目標にしていましたが、僕は160杯食べることができました。
お店の人にも、「すごい!!」と言われる記録でしたが、
このわんこそばは、15杯で一般的なもりそば1枚分になるということでした。

つまり、僕はもりそば10枚+αを食べたことになります。

正直驚きました。

僕は、昔、違うお蕎麦屋さんで、
「富士山盛り」というとんでもない量の
そばを頼んだことがあるのですが、
その量は1キロ。

つまり、もりそば、7〜8杯分なんですけど、
このそばは、食べきれずに、結構残してしまいました。

でも、僕はわんこそばで、10枚以上食べることができたのです。
体調の違いや、テンションの違いもあると思うのですが、
それでも、もりそばで3枚分も余計に食べられたのは、
「小分け」の力だなと思いました。
富士山盛りを目の前にすると、
これから食べる全てのそばが「どん!!」とおかれるので、
正直、圧倒されます。気が滅入るんです。

でも、わんこそばだと、1杯あたりの量はほんのちょこっと。
0.5秒くらいで食べれちゃう量しか入ってません。

自分のとるべき行動が、「小分け」にされてるからこそ、
モチベーションを維持し続けることができるんです。
ほとんどの人が、始めようと思った習慣・行動を
続けられない(始められない)のは、
実は、ハードルが高すぎるからなんです。

例えば、早起き。

実際に僕の友人が、最近早起きを決意したのですが、
彼は、これまで9時とか10時とかに起きていたのに、
急に5時起きにしようとしたのです。

5時間も起きる時間を早めるって、尋常じゃないことです。

実際に、彼は初日は無理やり5時に起きていたのですが、
翌日には、いつも通りの起床時間に戻っていました。
そして、5時起きは無理!ということで、
早起きを断念していたのです。
笑い話のようですが、これに似たようなことは
先生も経験があるはずです。

人は、ハードルが高過ぎると、行動を続けられないのです。

もし、彼の目標が、「昨日よりも1分早く起きる」だったら、
きっと無理なく続けられたはずです。

そして、1分早く起きると繰り返していた、
1年もすれば5時おきになることができるのです。

わんこそばです。
小分けにすれば、人は、行動を続けられるのです。

目標が高いことは、立派なことですが、
先生の行動は細かく、小さく、小分けにしなければいけないのです。

これは、行動心理学でもとても重要な事です。
先生が自分の行動を変えたい時にも利用できますし、
患者さんの行動を変えたい時にも活用することができます。
このわんこ蕎麦理論をぜひとも取り入れてみてください。