from 飯野恵太
横浜の自宅より
妻はいま、
息子の服選びに
ご執心です。
毎日のように、
子供服を観に行ってるんです。
横浜の元町に
GAPがあるので、
質がよくて、安い!
というので、
よく出かけています。
そのGAPで
おもしろいマーケティングを
していたらしいので、
ここで少し紹介させてください。
そこでは、
「子供服の冬物のアウターを
試着させたら、購入商品が10%offになる」
という
キャンペーンをやっているんです。
おもしろいですよね!
初めて聞きました。
試着させたら割引ですよ。
男性には少し理解しづらいかも
しれないのですが、
ママやおばあちゃんって
子供の服に湯水のように
お金を使うんですよね。
で、一度でも「かわいい」と
思ったら、写真を撮って、
インスタにあげたり、
家族と共有したりするんです。
買ってなくても。
試着室で撮影会が始まります。
そして、その「かわいい」を体験したら、
当然、その服が欲しくなる。
まま本人が、購入を我慢しても
その写真を見た、おばあちゃんが
代わりに買ってくれるんです。
あまりにかわいいから。
おそらく、GAPは、
リサーチをして、
「そうなる」ことを
全て知っていたんですようね。
「試着室での密室撮影会」が
購買活動に即決していることを
知っていたんです。
だから、他の商品を10%OFFにしたとしても
高価なアウターを試着してもらえさえすれば、
余裕でそれ以上の売上が見込めるのでしょう。
でも、おもしろいですよね。
試着したら、10%OFF。
ママからしたら、
試着そのものが楽しいイベントなので
マーケティングに参加することが
エンタメになっているんです。
無論。
うちのママも試着に飛びついてました。
当然、写真を見せられて、
そのアウターを買ってくれと
ねだられました。
THE GAP!
これは、かなり素晴らしいマーケティングだと
思いました。
ちゃんと、お客さんの行動を
細かくリサーチして、その傾向が
わかってるからこそ、できることですね。
最近、よくメルマガで登場している
「マーケティングはおもしろいが大事」
にもかなっているものです。
ぼくも、すごく刺激をもらえた
マーケティング施策でしたね!