from 飯野恵太
横浜オフィス会議室より

「Pontaカード持ってる?」
妻から突然聞かれました。

なにやら、うちの近くで
ローソンが新しくできるらしく、
そこでPontaカードをつくると、
お菓子のつかみ取りができるらしいのです。

あいにく、ふたりともPontaカードを
既に持っていたので、参加資格はなかったのですが、
もし、もってなかったら、絶対にやってたと思います。

想像した瞬間
おもしろそう!って思いましたもんね。

息子も楽しんでくれそうですし。

おそらく、妻もお菓子そのものが手に入る
ということよりも、「お菓子のつかみ取り」という
エンターテイメントに魅力を感じて
僕の、Pontaカードの有無を聞いてきたんだと思います。

ちなみに、これが、500円の割引券だったら
どうだったでしょうか?

おそらく、少しも興味が惹かれなかったと思います。

わざわざPontaカードなんて
作ろうと思わなかったはずです。

でも、「お得度」でいうと、
お菓子のつかみ取りよりも
500円割引の方が大きいと思うんです。

仮に、つかみどりのお菓子がチロルチョコだとしたら、
1つ20円のチロルチョコを25個もつかむのなんて、
至難の技ですから。

お店側の立場からすると、
これによって、コストをかけずに、すごく
魅力的な特典を提示することに成功しているんですよね。

日曜日に、榎本のメルマガでも
書いてありましたが、
「おもしろい」「楽しい」というのは、
それだけで価値のあることなのです。

単純な金銭的なメリットなんて
ほんのすこしの工夫で、
凌駕することができるんですね。

先生も、ぜひ、
患者さんに「楽しんでもらう」
そんな特典やサプライズを
用意してみてはいかがでしょうか?