from 飯野恵太
横浜の自宅より
夏に群馬に帰省したときに、
父親からマクドナルドの優待券をもらいました。
父は、もともと競輪の選手だったのですが、
引退してから、急に株をやりはじめて、
マクドナルドの株を買ってたみたいなんです。
もう、マクドナルドは吐くほど食べたらしいので、
もらいました。
ちなみに、ポケモンGOの影響で
マクドナルド株は高騰してみたいで、
だいぶ儲けたみたいです。
まあ、そのマクドナルドの優待券なのですが、
9月末が期限だったんですね。
普段、マックで食事なんてしないので、
僕も妻も優待券が残っていたんですが、
それに、締切日の夜に気づいたので、
「どうする?」って話になりました。
もったいないから、今からマックいく?
でも、ご飯は食べちゃったしね。
どうする?
みたいな。
結局、僕らは優待券を使わずに、
マックには行かないことにしたんですけど、
そもそも、ご飯食べたあとに、
マック行くという、普段だったら
100%しない選択肢を作って
見当するという事案が発生したのです。
実は、これほどの力を持っているのは、
優待券ではなく、「締め切り」なんですね。
たしかに、優待券の内容は魅力的だったかもしれませんが、
優待券そのものには、これほどの力はありませんでした。
いくら無料で食べれるからって、
食事をすませたあとに、
行こうかどうか迷わせるほどの、
パワーはありません。
むしろ、有効期限がなければ、
ずーっと使わずに、放置して
優待券の存在そのものを忘れていた
可能性があります。
しかし、「有効期限」があることで、
優待券はとてつもないパワーを手に入れたんです。
食事後にマックに行くかどうか迷わせるほどのパワーを。
これが有効期限の力です。
チラシを長い間使いたいからといって、
有効期限なしで作ってはいけません。
有効期限があるからこそ、
ひとは動くんです。