%e3%81%a8%e3%81%a6%e3%82%82%e5%a4%a7%e4%ba%8b%e3%81%aa%e3%80%8c%e6%95%b0%e5%ad%97%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%80%8c%e6%a4%9c%e8%a8%bc%e3%80%8dfrom 飯野恵太
横浜の自宅より

僕の自宅から歩いて10分くらいのところに
横浜スタジアムがあります。

横浜市民だと安く観戦することができるので、
少し前に妻と球場に足を運んだことがありました。

野球自体そんなに興味はなかったのですが、
こんなに近くに球場があって、一度でも
そのチームの試合を観戦するとやっぱり
愛着が湧いてきます。

そして、そんな横浜DeNAベイスターズですが、
実は、選手以外でとてつもないヒーローがいるんです。

それが、池田純さんという、ベイスターズの球団社長です。

もともとベイスターズは、
売上が50億円ほどあったのですが、
赤字を24億も出していたのです。(2011年)
この池田純さんという人は、
就任してから5年間でベイスターズの経営を黒字化させました。

そのプロセスが、まさにダン・ケネディ的というか
まさに成功者の考え方をもって実践している人だったので、
先生にシェアできればと思いました。

もともと、ベイスターズは、何がやばいかって、
売上額が50億もある会社にも関わらず、
まったく「数字」を出していなかったらしいんです。

お客さんについてデータ、数字が
全くなかったらしいんです。

・何をするとどれくらい集客できる
・集客にどれくらいコストがかかっているのか
・どんな年齢層の人がどれくらい来ているのか

大企業にも関わらず、こういった
数字がないんです。

数字がないと何が致命的かというと
「改善」が全くできないんですね。

体重を測定しないダイエットは
絶対に失敗するって言われていますが、
まさにそんな感じ。

なので、彼がまず最初に取り組んだのは、
数字を測定するというところから始めたんですね。

このアプローチも素晴らしいですね。
僕も、コンサルをさせていただくときは、
必ず最初に数字の測定のツールを渡します。

そして、LTV(顧客生涯価値)や顧客単価、リピート率を
測定してもらいます。

それくらい、数字を測定して
状況を見える化することは重要なことなんですね。

そして、池田社長はその後のアプローチとして、
インタビューでこう答えています。

「毎年、いろいろなイベントをやり検証を続けることで、
ようやく球場全体が盛り上がるイベントを作れるようになりました。」

彼は、何か天才的な経営のセンスがあったわけではなく、
ダン・ケネディのいうテスト→改善をしまくったんですね。

そして、彼はベイスターズ・エールというハマスタ限定の
ビールを開発したのですが、これを大成功させました。

それを振り返った時に、こう答えています。

「決して思いつきでやったわけではなくて、
テストを繰り返して今にいたっています。」

まさに、テストですね。
そして、それを検証するための数字の測定。

本当に、地道な作業を繰り返すことで
ベイスターズを黒字化させたのです。

治療院の経営にも
とても共通する考え方ですよね。

数字の測定
そして、検証の繰り返し

ぜひ、先生も参考にしてください!