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from 飯野恵太
みなとみらいのスタバより

先生はこんな経験はありませんか?

・パソコンの前に座ったものの、なかなか仕事に手をつけられない。
・一度休憩を挟んだら、再開するのがしんどい
・やならなきゃいけない仕事が山積みになっていて、手をつけられない

僕もわりとあります。

特に、休み明けの月曜日とかは、
まだエンジンがかかっていないのか、
仕事の集中力が低くて、スグに手を付けられない
こととかあります。

そんなときに役に立つのが、
フィードフォワードという考え方です。

フィードバックを知らない先生はいないと思いますが、
フィードフォワードは初耳かもしれません。

フィードバックは、過去の経験、結果から
自分の行動を制御、修正することですが、
フィードフォワードは、前もって、
行動を予測して、行動を制御するということです。

脳科学で使われる言葉ですが、
今回の記事でいうフィードフォワードとは、
やる気が出ない、なかなか取り掛かれない、
という状況に対して、予め
対策を取ることをさします。

具体的にどんなことをするかというと、
とても簡単です。
それは、「ちょっとだけ手を付けておく」
ということです。

例えば、休憩が終わったら、
次に日記を書くという
タスクが待っていたとします。

そのときに、何もしないで
休憩に入るのではなく、
ノートに日記の日付だけ書いておくのです。

ほんのちょっとだけ、手を付けるのです。

休憩すると、脳は一度エンジンをオフにします。
その状態で、何も書かれていない、白紙のノートを目にすると、
ストレスを感じるんです。

しかし、事前に、日付だけでも、
一行だけでも、日記が書いてアレば
スムーズに、その続きを書き始めることができるんですね。

デスクワークだけでなくても、
色んなことに応用できます。

朝、ジョギングするという習慣を
始めようとして、続かない人でも、
前日のうちに、ランニングウェアを
ベッドの脇に用意して、玄関にランニングシューズを
置いておくことで、ずっとジョギングをする
確率をあげることができるのです。

根性や、意志の力で
自分の行動をコントロールしようとしてはいけません。

むしろ、うまく脳をだましてあげることで、
ストレスなく、仕事の能率や、
役に立つ習慣を身につけることができるんです。