from飯野恵太
横浜オフィスより

先日、あるクライアントの元に
訪問したときの話です。

僕のパートナーに同行してもらい
二人で訪問するで、訪問前に
二人でココイチでカレーを食べたんです。

で、そのパートナーと
二人でカレーを食べてから訪問して
「カレー臭い」って言われたらどうする?!と
冗談ながら、話していたんです。

で、いざ、クライアントの元に訪問すると、
開口一番、カレーのニオイの話になったんですね。

クライアントは、院内のスタッフが
もちこんだ昼食のニオイだと思ったらしく、
「すいません、カレーのニオイがしますね。」
と謝られたのですが、その言葉に
僕らは顔を真っ赤にしながら
「このニオイの原因は僕らです」

二人で直前にカレーを食べると、
これほどまでにカレー臭がするんですね。

昼時の訪問だったので、
院内のスタッフの方にも、
「すごい美味しそうなニオイ」
「お腹が空いてきました」
「さては、ココイチですね?」
など、打ち合わせ中に終始いじられてました(笑)

打ち合わせが終わって帰るときに、
「打ち合わせの前に、カレーは食べちゃダメだって
痛感しました。」

なんて、いいながら帰ろうとしたんですけど、
そこにいた女性のスタッフの方に
こんな言葉をかけてもらったんです。

「二人のカレー臭がすごかったから、
これだけ、話がもりあがったし、
仲良くなれたんです。
まずった、なんて思っちゃだめですよ。」

と、、、

なんて素敵な方なんだ。

確かに、ある種、
「失敗」って、人との距離を
縮める効果がありますよね。

僕らがゴリゴリのカレー臭を漂わせて
訪問したので、スタッフの方に
終始いじってもらえましたし、
笑いが生まれました。

ちなみに、僕の過去のメルマガの中で
最も反響があった記事って、
トイレでペーパーがなくて、
閉じ込められていたって話です。

なんの役にも立たない、ただの失敗談です。

けれども、多くの方から
メッセージをもらえたんですよね。

ニュースレターやメルマガを
やっている先生は、何か「失敗」をしたら、
それを、最高のネタを仕入れたと思うべきなんです。

失敗は、人を引きつけるし、
人との距離を縮めてくれるんですね。

完璧な人間よりも、
どこか抜けてる人間の方が、
愛されますもんね。