from飯野恵太
二子玉のスタバより
 
 
 
 
オーケースーパーって
めちゃくちゃ安いですよね。
 
 
 
 
近くにオーケースーパーがあるので
しょっちゅうそこで買い物しています。
 
 
 
 
息子と散歩がてら
一緒に買い物に行くことがあるんですが
息子は、スーパーに到着するなり
まっしぐらでお菓子ゾーンに駆け込んでいきます。
 
 
 
 
子供って本当にお菓子好きですよね。
息子は二歳になるんですが
特にチョコレートが大好きで
アンパンマンのチョコレートは
大好物なんです。
 
 
 
 
いつもスーパーに行ったら
息子のお菓子を一個買ってあげるんですが
チョコを食べると、最近デキモノが
できちゃっていたので
チョコを禁止にしたんですね。
 
 
 
 
お菓子を選ぶ時に
息子はチョコを選ぶんですが
「チョコはだめだよ。他のにしようね」
と言って、僕がチョコを棚に戻すんですが
これを何度も繰り返すんです。
 
 
 
 
「ゼリー美味しいよ」
「グミ美味しそうだね〜」
こんなことを言って
他のお菓子を選ばせようとするんですが
なかなか納得してくれません。
 
 
 
 
お菓子選びで納得させるのは本当に大変だなーと
いつも思っていたんです。
でも、妻と息子とのやり取りで
その考えが覆ったんです。
衝撃でした。
 
 
 
 
ある日、三人でスーパーに行ったんですが
その日も同じように息子は
お菓子コーナーにまっしぐら!
また、チョコを選ぶぞー、、、と
思っていたら。妻が
「チョコはブツブツができちゃうから違うのにしようね」
と言ったんです。
 
 
 
 
それを聞いた息子は「ブツブツ?違うのにする?」と
言って、すんなり他のお菓子を選んだんです。
 
 
 
 
僕と妻との違いは何かわかりますか?
 
 
 
 
「理由」です。
妻は、息子に他のお菓子を選んでもらいたい時に
理由を伝えていたんです。
 
 
 
 
「チョコを食べるとブツブツができちゃうから」
という理由を伝えることで
息子はそれに納得して
すぐにチョコ以外のお菓子を
選び始めたんですね。
 
 
 
 
僕は、その時すっかり
理由のパワーを忘れていたんです。
 
 
 
 
「理由」って人を動かすものすごい
強いパワーを持っているんですが
この理由の力を知らなかったり
知ってるのにちゃんと使えてない人って
多いんです。
僕の息子への接し方がそうだったように。
 
 
 
 
「コピー機への割り込み」という
有名な実験があるんですが
この実験では、「理由」を伝えない場合に比べて
「理由」を伝えるグループでは
大多数の人が、コピー機の列への割り込みを
許してくれたんです。
 
 
 
 
しかも、その「理由」の
内容が真っ当なものじゃなくても
大多数の人が割り込みさせてくれたんです。
 
 
 
 
この実験からもわかるように
人を動かすのには「理由」を伝えることが
大事なんですね。
理由の中身よりも、理由を伝えるという
行為自体が大事なのです。
 
 
 
 
大事で、強力な「理由」を伝えずに
いろんなことを案内してしまうということが
整骨院のオペレーションで
本当によく見かけます。
 
 
 
 
特にこれで機会損失しているのが
リピートにつなげる次回来院時の
案内のときなどですね。
 
 
 
 
あなたの中では当然と思ってることでも
患者さんにイチイチ理由を伝えないといけないのです。
 
 
 
 
リピートさせられない原因が
この「理由」の伝達不足だったっていうことが
本当によくあります。
 
 
 
 
あなたは、「理由」を伝えていますか?
「伝えてる」と思った人でも
客観的に見たら伝えられてないことって
あります。
 
 
 
 
ぜひ、見直してみてくださいね。