転ばずに歩けるようにはならないfrom 飯野恵太
自宅オフィスより
いま、二ヶ月になる息子がいるのですが、
産まれた時に比べて、だいぶ重くなりました。

きっとこれから歩き出したりするんだろうなと思うと
彼の成長がとても待ち遠しいです。

どんな赤ちゃんも歩けるようになるまで、
何百回と失敗を繰り返します。
立ち上がろうとして転んだり、
一歩踏み出して転んだり。

先生が赤ちゃんだったときも、
たくさん転んで、そのうち歩けるようになったはずです。
歩けるようになるまで、無数の失敗があったのです。

一度も転ばずに歩けるようになった赤ちゃんなんて存在しません。

転ぶのは、怖くなかったし、
転ぶことが、恥ずかしくもありませんでした。

だから、とてつもないスピードで
赤ちゃんは成長していくんです。
なのに、大人になった我々は
極端に失敗を怖がります。

失敗を恐れて、行動を起こさないので、
変化もないし、成長もないのです。

「失敗」は成功を阻むものではありません。
それどころか、成功を手助けするものなのです。
あかちゃんが歩けるようになるまでに、
数々の失敗があったように。

まったく転ばなければ、
赤ちゃんは歩くこともできないのです。
先生がするべきことは、
失敗を避けることではありません。

できるだけ素早く失敗して、
それを改善していくことです。

失敗の数を増やして、
歩けるように、走れるように、
自転車にのれるようになりましょう!