from 飯野恵太
みなとみらいのスタバより
自慢ではないのですが、
僕、中学生の時は、ずっと学年で1位の
成績を取り続けていたんです。
ちなみに、高校に入学してからは、
下から10番目くらいの
成績を取り続けていたので、
僕が頭がいいわけではありませんし、
自慢をしたいわけではありません。
当然、僕は天才ではありませんので、
中学の時は学年1位の成績を取り続けるために、
かなりの量の勉強をしていました。
勉強というと、苦痛なイメージがあると思いますが、
僕にとっては、全く苦痛じゃなかったんですね。
むしろ、テスト前に勉強するときは、
いつも、ドキドキワクワクして、
手に汗握っているような状態で
勉強していたんです。
なんで、勉強しながらドキドキワクワクしていたのか?
それは、自分が学年で1位の点数を取ったときの
状態を鮮明にイメージして、その時の感情を
疑似体験していたからなんですね。
これを勉強したら、また1位に近づく!
1位を取ったら、半端ない充実感だ!
鼻高々だ!!
そう思うと、心臓がバクバクしてくるんですね。
ある意味異常な状態ですよね。
勉強しながら、動悸がするぐらい
自分が1位になった状態をイメージしていたんですから。
当時、中学生のときは、
そのことを意識もしてないし、
普通のことだと思っていたのですが、
のちのち、心理学やマインドセットの勉強をしていくと、
この状態が、物事で成果をあげるための、
めちゃくちゃ重要な心理状態であるということが
わかったんです。
僕が中学の時のテスト勉強時は、
自然と、目標を達成したときの状態を
疑似体験して、その感情を鮮明に味わっていたのですが、
逆に、成果を出せないときは、「目標」だけを
掲げていたのです。
先生も経験があるかもしれませんが、
目標だけを掲げても、モチベーションにならないんですね。
例えば、月収100万円という目標を掲げたところで、
その目標って、具体的なようで、実は全く具体的ではないんですね。
目標の本当の意味を知る必要があります。
それを達成することで、自分がどんな感情になるのか?
それを達成することで、どんな光景が見えるのか?
それを達成することで、周りはどんなことを言うのか?
これを、鮮明に想像しなければ、
目標は、ただの飾りの数字になってしまうんです。
目標を作ったけど、モチベーションが沸かない人、
作った目標をそもそも忘れてしまうという人、
ぜひ、この目標を達成したあとの自分を想像するということを
試してみてください。